赤城山登山レポート
昨夜は前橋市内のビジネスホテルに前泊し、今朝早く出発して、赤城山に登った。もっとも赤城山というのはいくつかの峰の総称であり、「赤城山」という名の峰はない。今回初めてじっくりとわかったのだが、どっしりとした山塊のほぼ中央部、標高約 1400m のところにカルデラ湖の「大沼(地元では「おの」と呼ぶらしい)」があり、それを囲む外輪山として、いくつかの峰がある。
今回登ったのは、その中の最高峰である「黒檜山(くろびやま)」(1828m) と、「駒ヶ岳」(1585m)。大沼のほとりの駐車場から黒檜山まで急斜面を直登し、そこから尾根伝いに駒ヶ岳まで辿った。ガイドブックには「中級者向けコース」とあるが、経験者とともにゆっくり登れば、初心者でも大丈夫だろう。
今回は年配者のグループの山行の同行取材。本当にゆっくりと登ったので、3時間と設定されている標準コースタイムの 2倍近くの時間をかけた。おかげで、少しも疲れず、もう一度登り直してもいいぐらいの余裕だった。まあ、私としても還暦過ぎだから「年配者」の部類なのかもしれないが、体力的にはずいぶん自信をもっていいようだ。
黒檜山の斜面をぐんぐん登るにつれて、畔の駐車場にクルマを停めた大沼の姿がどんどん小さくなる。それにつれて曇っていた空もだんだん晴れ渡り、沼の水面が青く光り出した。10月中旬から晴天が続きすぎて、今日辺りは雨になるんじゃないかと心配していたが、我ながらさすがの晴れ男である。登山日和になった。
下の写真は黒檜山の頂上直下の展望台からの眺め。気持ちのいいパノラマだった。
また時々山登りを再開してみようかと思ってしまったが、なかなか暇がない。
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コメント
使う筋肉はまた全然別でしょうが、少なくとも心肺系に関しては自転車でけっこう鍛えられているのでは。
投稿: 山辺響 | 2015年10月30日 09:47
連日の「今日の赤城山」の写真ありがとうございます。
雲と同じ高度ですね。
それにしても凄い体力ですね。
心肺系、筋肉系に加えて関節系も極めて頑強なようですね。私は関節系にガタがきています。
自転車は往復60kmでへとへとです。昔は100kmは余裕でしたが。
投稿: ハマッコー | 2015年10月30日 18:06
山辺響 さん:
確かに、心肺機能的にはまったく楽でした。息が切れることもなかったし。
筋肉的にはやはり使う筋肉が違うようで、今朝、少し太ももに筋肉痛が出ましたが、昼に自転車で上り坂を攻めても気にならない程度です。(それもやはり、使う筋肉が違うせいなのか?)
それより、二日後じゃなく翌日に筋肉痛の出たのが嬉しかったりして。
投稿: tak | 2015年10月30日 22:17
ハマッコー さん:
昔の貯金を使い果たさないうちに、自転車を始めたのがよかったのかもしれません。
一応、膝には昔から爆弾を抱えているので慎重にやっていますが、爆弾の信管を一本抜いちゃったような気はしています。
慎重に再開すると、体力はかなり戻るというのを、身を以て確信しています。
投稿: tak | 2015年10月30日 22:20