慢性腰痛は心的ストレスによるところが大きいらしい
慢性腰痛の多くはこれまで原因不明とされてきたが、実は心的ストレスが大きな要因となっていることがわかってきているのだそうだ。福島県立医科大学の紺野愼一教授は、それに着目して「リエゾン療法」という療法を提唱しているという。
もののわかった人に聞くと、米国辺りでは腰痛とストレスの関係は既に常識になりつつあって、日本は 30年遅れているという。腰が痛いと言ってはやたらと湿布薬を貼ったり、マッサージや整体に通って一時的に回復し、またすぐにぶり返すという悪循環に陥っている人が大勢いる。(参照)
整体やマッサージの世界では、「腰痛治療の名人」といわれる人が大勢いる。そんな人にかかると、骨盤が歪んで片方の足が長くなっているだの何だの言って、妙にグリグリやられ、その直後は確かに楽になったような気がする。
これ、実は私もかなり昔のことだが、経験がある。体をあちこち捻られ、骨がボキボキ音を立てたりすると、本当に楽になったような気がするのである。しかし腰痛の原因がなくなったわけじゃないから、またすぐにおかしくなる。そしてまたその「名人」の元に通う。
しかし 2〜3度通ったところで気付く。「これって、『楽になったような気がする』だけなんじゃないか?」と。いつまで経ってもそれに気付かずに、何十年も通い続ける人もいるかもしれないが、フツーは気付くんじゃないかと思う。
そう、「気がする」というところがポイントなのだ。だから「腰痛はストレスが原因」と知った時もことさら反発を感じることなく、「そうなんだろうな」と素直に思った。
いや、慢性腰痛だけではない。心や体の不調の多くは、心的ストレスによるところが大きいとわかってきている。ガンですらストレスが大きな要因となっているのだ。まさに「病は気から」である。
念のため断っておくが、私はマッサージや整体の人に恨みがあるわけでもなんでもないから、急性の腰痛で治療してもらうことまで否定しているわけじゃない。そのあたりよろしくね。
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コメント
初めまして
腰痛とストレス、夏樹静子さんの「椅子が怖い」を思い出しました。
ご自身の腰痛の原因を探る内容ですが、今回の内容にぴったりです。
未読でしたらぜひご一読を。
投稿: ムーニー | 2015年11月19日 13:56
ムーニー さん:
『椅子が怖い』 はまだ入手していませんが、ネットで調べてみてどんな内容かうっすらとわかりました。
まさに心と体の相関に関するものですね。
投稿: tak | 2015年11月20日 22:46