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2015年11月 9日

疲れた時こそ運動するといい

先月 29日に仕事の一環で赤城山登山をしたことには既に触れた(参照)が、それ以後もいろいろと体を使う仕事が続き、今月に入ってからはクルマで山梨県に行き(参照)、野外イベントに付き合ってから、3日の夜は大渋滞に巻き込まれながら帰宅した。その後も、6日まではあちこちにクルマで長距離移動して結構ヘトヘトになってしまっていたのである。

還暦を過ぎてしまうと、一晩ゆっくりと寝たところですっかり回復はしない。そこで 7日は「積極的休養」というのを実行してみることにした。これは筋肉疲労を取るには、ぐだぐだ寝て過ごすよりも軽い運動をする方がいいということで、ジョギングなどをする方が疲労回復になるというのである。

私の場合は筋肉疲労と神経疲労がミックスしてしまっていたので、いっそ自転車で長距離ポタリングでもする方が、体と神経の両方の疲れが取れるだろうと思ったわけだ。それで 7日の土曜日、雨は翌日の日曜日まで降らないという天気予報を信じて、朝から自転車で出かけたのである。

筋肉的にも結構疲れているので、さすがに走り始めはスピードが出ない。結構な向かい風でもあったので、いつもは時速 25km ぐらいで走っている道を、せいぜい 20km 前後で行く。午後になって折り返せば楽になると思っていたのだが、風向きというのは変わるものである。帰り道も案外な向かい風になった(参照)。

それでも、ペダルを漕いでいるうちに体がほぐれて、帰り道はコンスタントに時速 25km ぐらい出せるようになった。疲れで精神的にもぐったりしていたのに、だんだん元気まで出てきた。

この日は合計 70km ぐらい走ったのだが、走り終えると爽快な気分になっていたのである。やってみるものである。

そんなこんなで、「疲れている時には運動が一番」なんて思っていた時に、"ランナーズハイは大麻と同様の効果? 「内因性カンナビノイド」に起因"  なんていう記事を読んで、「なるほど」と納得してしまったのである。道理で身も心もすっきりするわけだ。

ランナーズハイというのは、長距離を走ったりある程度のまとまった運動をした後に気分がすかっとする現象を言うのだが、自転車で長距離を走ったあともかなりそんな状態になる。薬物を使わずに、自然にスッキリして、おまけにダイエットまでできるのだから、一石二鳥である。

 

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コメント

トップクラスのアスリートの試合翌日の「リカバリー」って、けっこう身体を動かすようですね。本職とは別の身体の使い方をする運動の場合もあるみたいだけど、女子マラソンの高橋尚子が、確か2005年の東京マラソンだかで優勝した翌朝、皇居2周(10km)ジョギングして疲れをとった、みたいな記事を読んだのを覚えています(で、私が同じ距離を真剣に走るより速いペースなのです・笑)。

一般人の場合でも、少なくとも神経の疲れる仕事をした後は身体を動かすとだいぶ違います。以前、自分としてはちょっと長めの残業をした後、「遅くなったけどちょっと走っておきたいなぁ」と思って近所にジョギングに出かけたらなんだか興が乗ってしまい、結局深夜までかけてハーフマラソンの距離を走ってしまったという(今にしては信じがたい)経験があります(^^;

投稿: 山辺響 | 2015年11月10日 10:43

山辺響 さん:

やっぱり、疲れた時は体を動かすといいってのは、実感ですね。

しかし、疲労回復のためにハーフマラソンってのもすごい なあ。

投稿: tak | 2015年11月10日 20:54

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