「最終的かつ不可逆的」 を幻の流行語大賞に
昨日の記事で日韓の「従軍慰安婦問題」について、「この問題については、これ以上のことはあまり言う気になれない」と書いたが、一つだけ書きそびれたことがあるので、ここで付け加えたい。
それは、この両国合意が 2ヶ月早ければよかったのにということだ。遅くとも 10月末あたりまでに合意に達し、マスコミが大きく取り上げていれば、12月 1日発表の「新語流行語大賞」では「最終的かつ不可逆的」というのが断トツの支持で大賞に選出されただろうに。
こんな時期の発表となってしまったので、もう来年の大賞の頃には色褪せてしまっているだろうから、返す返すも残念だ。せめて今年のうちに「幻の流行語大賞」扱いにしてあげたいものである。
それにしても、我々が普段「最終的かつ不可逆的」ということからいかに離れたいい加減な約束を連発しているか、ちょっと考えてみるだけで寒気がしてしまう。
結婚式で夫婦となることの誓いなんていうのは、「神の前での誓い」という絶対的なものであるはずなのに、近頃は芸能人のみならず、ごくフツーのカップルでも簡単に離婚する。離婚するかもしれないのなら、あんなに嬉々として誓わなければいいのにと、私なんかいつも思ってしまうのだよね。
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