「大洋横断」という名のバス
今日の話は、まあどうでもいい話である。どうでもいい話ではあるが、私としては本当にびっくりしてしまった事件なので、ちょっと書かせていただくわけだ。
それは先日、某高速道路を走っていた時のこと。目の前のバスのロゴに驚いてしまった。あまりに新鮮な驚きだったので、ついカーナビ代わりに使っていた iPhone のカメラ機能を立ち上げてシャッターを押してしまったのである。(左の写真をクリックすると、拡大表示される)
そのバスには "TRANS OCEAN BUS" と書いてあった。「大洋横断バス」(「大陸」ではなく「大洋」: 念のため) というのである。「日本トランスオーシャン航空」という名の航空会社はあるが、バスで大洋横断というのは、常識を遙かに超えた気宇壮大さである。その気宇壮大な名前のバスが、内陸の高速道路をゆったりと走っていたのだから、これが驚かずにいられるだろうか。
途中のサービスエリアでトイレ休憩したついでにちょっとググってみたら、これがなんと、私の生まれた山形県の会社ではないか。会社所在地は山形県新庄市で、海岸に面した私の故郷、酒田市から最上川沿いに約 50km遡った新庄盆地、つまり海のないところにある。
どんな経緯でこういう社名にしたのだろうと、私としては興味津々なのだが、どうググってもそれに関する情報は見つからなかった。ああ、気になる。本当に気になる。
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コメント
こりゃまた大きく出ましたね(笑)。
まぁこれはアレですね、架空の、大洋を横断する道があって、そこを走ってゆく、みたいな爽快な旅をお約束する、みたいな企業イメージなんでしょうか。あくまでもイメージ。
またはこのバスを豪華客船に見立てているんじゃないでしょうか。そうだ!きっとそうに違いない(笑)。「見立ての文化」は日本の伝統ですからな。
何はともあれ、ご苦労様な話であります(何が?)。
投稿: 萩原水音 | 2015年12月22日 08:05
萩原水音 さん:
>架空の、大洋を横断する道があって、そこを走ってゆく、みたいな爽快な旅をお約束する、みたいな企業イメージなんでしょうか。あくまでもイメージ。
「あくまでもイメージ」ということにしておかないと、トイレ休憩が大変ですからね。いや、海にしちゃえばいいのか ^^;)
「見立て」 としても、かなりぶっとんだ見立てではありますね (^o^)
投稿: tak | 2015年12月22日 12:14
日本トランスオーシャン航空は、旧南西航空ですよね。別に大洋を横断するわけでもないし、南西諸島の南西の方がはるかによかったのに、と旧名が惜しまれたものです。もっとも、南西というのも中央(本州とか東京とか)視点と言ってしまえばそれまでですが。
本題のバスですが、濃淡青の波のデザインに、クジラ(?)のマドロスさん(←古い)ですから、トランスオーシャンの意味を知らずに命名したわけでもなさそう……。分かった! 会社は山形だけど社長が沖縄出身の人なんだ! いや、佐藤さんか……。
投稿: 山辺響 | 2015年12月22日 18:46
山辺響 さん:
航空会社の方も、五十歩百歩でしたか ^^;)
そういえば北関東より向こう、とくに東北はそこらじゅう佐藤さんだらけですが、沖縄では聞いたことないですね。
ウチの田舎では佐藤さん同士の結婚で、夫婦同姓だろうが別姓だろうが関係ないというケースも、それほど稀なことではないです。
投稿: tak | 2015年12月22日 20:32
DUCK!(引越し)以来でしょうか。
先日の「ぷれぜんてぇたぁ」然り。
投稿: 乙痴庵 | 2015年12月23日 01:33
乙痴庵 さん:
Duck! と同じぐらいびっくりしましたよ。本当に。
投稿: tak | 2015年12月24日 20:24