靴下がずり落ちて、足首あたりでたるんでしまう
どうでもいい些細な話で恐縮なのだが、このところちょっと気にかかってしまっているので、書いちゃうことにする。
それは、近頃どうも靴下がずり落ちて、本来は脛の中程あたりまでの長さのはずなのに、足首あたりでたるんでしまうというお話だ。いや、これは近頃に限った話ではなく、若い頃も本当に靴下がずり落ちやすかった。ふと気付くとずり落ちていて、何度引っ張り上げても無駄だった。
ところがいつの頃からか、靴下がずり落ちにくくなった。私は靴下のリブ編みの技術が上がったか、フィット感が改良されたかのおかげで、もう靴下がずり落ちることでイライラすることはなくなったのだと思っていた。
ところが最近になって、またしてもよくずり落ちるようになったのである。外からはズボンの裾に隠れて見えないが、気付いてみれば足首辺りでたるんでしまっている。靴下製造の技術が急に低下したわけでもあるまいに、一体どうなってるんだと内心イライラしていた。
そしてその原因に、ようやく気付いた。これは一時運動不足で衰えていたふくらはぎの筋肉が最近また発達して、太くなってしまったからのようなのである。それで重力の法則に従い、細い足首の方にずり落ちてきてしまうのだ。
若い頃は結構しっかりと運動していたので、足腰はかなり強かった。脚にもそれなりに筋肉が付いていて、足首はしっかりしまっていた。娘たちには「お父さん、美脚だね」なんて言われていたほどなのである。
ところが 50歳を過ぎた頃から運動不足になり、脚の筋肉が衰えていたようなのである。太ももとふくらはぎが衰えて、脚全体が細くなってしまい、足首もしまりがなくなっていた。それで、靴下がずり落ちなくなっていた。
しかし昨年の冬から自転車を始めて、最近は片道 30km以内なら、天気さえ良ければどこでも自転車で行くようになった。50〜60kmでも、時間の余裕さえあれば自転車で行く。しかも冬でも汗をかくほど、目一杯のスピードで漕ぐ。自然、足腰の筋肉が復活して、メリハリのついたプロポーションが戻ってきた。
するとなんと、靴下のずり落ちまでが復活してしまったのである。普通の長さのソックスだと、ふくらはぎの一番太い部分のちょっと下ぐらいまでの長さだから、歩いているうちにどんどん細い方へ細い方へとずり落ちる。それであっという間に足首のあたりでたるんでしまっている。
夏から秋にかけては足首あたりまでの短いソックスを愛用していたから、普通の長さの靴下がずり落ちるようになったことには気付かなかった。最近冬らしい寒さになり、ようやくスタンダードな靴下をはくようになってようやく、「ありゃりゃ?」 となってしまったのである。
サッカー選手がはいてるみたいな、膝下あたりまでのストッキング・タイプにすれば、押さえが効いてずり落ちずに済むだろうが、わざわざそんなのを買ってきてはくのも面倒な気がする。しばらくは足首でたるんだ状態で我慢しておこう。
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コメント
私が女学生の頃(1980年代)には靴下専用のスティック糊があったことを懐かしく思い出しました。今でもあるのかなあ。男性にはおすすめしませんが。
投稿: めぐみ | 2015年12月10日 13:16
めぐみ さん:
そういえば、その後には「ルーズソックス」なんていうのがありましたね。
今は昔の物語。
投稿: tak | 2015年12月10日 23:21