春一番とその反動
昨日の四国に続き、今日は関東、東海、北陸、中国地方で春一番が吹いたようだ。東京では夏日直前の 24.7℃ まで気温が上がったという。つくば周辺はそこまではいかなかったが、とにかく妙に暖かすぎたから、たまらず冷房を入れてしまったところもあったんじゃなかろうか。
ところが明日はまた冬型の気圧配置に逆戻りし、寒さがぶり返すらしい。春一番の直後に一転して冬の寒さになるというのはお馴染みのパターンである。日本付近で低気圧が発達して南風が強まったら、それが東に進んだ時には自然に強い冬型になる。低気圧が強ければ強いほど、その反動としての冬型も強くなる。
最近は天候が極端から極端に振れがちだから、やたら暖かい南からの強風をもたらした強力な低気圧が東に進めば、今度は北西から冷たい空気をぐいぐい引き込むのが当然の成り行きだ。これも「天気の極端化」の一環である。
明日は山口県に出張する。明後日早朝からの海上での取材のために前泊することになる。明日が冷え込んで、明後日の早朝までは寒風が強くて寒いままになるだろうから、覚悟して出かけなければならない。
| 固定リンク
「自然・環境」カテゴリの記事
- この夏も暑くなるという 3ヶ月予報にうんざり(2025.04.25)
- 東京湾北部地下の「海山」なるものが地震の巣窟?(2025.04.18)
- 岡山の山火事の原因は、伐採した木の焼却だった(2025.03.30)
- 昨日は東京で夏日、大分と宮崎で真夏日だったというが(2025.03.27)
- 東京と鹿児島、長崎で桜が開花したというが(2025.03.24)
コメント