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2016年2月19日

スイセンという花について

花の名前がわからない。もう一つのブログで「和歌ログ」なんてものをやっているので、花の名前がわからないようでは歌も詠めないと、できるだけ人に聞いたり自分で調べたりして、なんとか若い頃よりはどの花がどんな名前だかわかるようにはなったが、いかんせん、近頃では一つ覚えると三つ忘れる。困ったものである。

本日の「和歌ログ」では、「スイセン」という花を詠んだ。水仙なんだからそれでいいじゃないかというようなものだが、どうも同じスイセンでも、主なところでもニホンズイセンとラッパスイセンというのがあるらしい。ニホンズイセンはその名の通り日本に元々あった種類だが、ラッパスイセンは西洋から来た外来種だというのである。

昔なつかしいフォークソングに『七つの水仙』というのがあり、原題は "Seven Daffodils" という。だから私はずっと、「スイセン」は英語で 「ダーフォディル」 というのだと思っていたが、改めて辞書を引いてみると、スイセンの仲間の総称は "narcissus" というのだそうだ。

そういえばギリシャ神話で、ニンフのエコーをふったナルキッソスが復習を受けて自分しか愛せないようになり、湖に映る自分の姿に恋い焦がれて死んでしまい、スイセンの花と化してしまったというのがあった。なるほど、だから「ナルシサス」なのか。

じゃあ、「ダーフォディル」は何なのかというと、これこそが「ラッパスイセン」なんだそうだ。あのフォークソングも本当は「七つのラッパスイセン」ということなのだが、それじゃあちょっと歌の文句にならないので、「七つの水仙」になってしまったわけなのだね。それに "Seven Narcissuses" では、ラブソングにならない。

というところまではわかったのだが、ぱっと見ただけでニホンズイセンとラッパスイセンの区別がつくようには、なかなかならない。

他にもツバキとサザンカ、ツツジとサツキの違いがどうしてもわからない。本当になんとかならないものかなあ。

 

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コメント

The Brothers four の"Seven Daffodils" は何度聞いたことか。

ところで、アメリカ人に Daffodils と何度言っても分かってくれなかった。私の発音が悪いのか、相手の辞書にない単語だったのか不明。ネイティヴにとってあまりなじみのない名詞なんでしょうか。

投稿: ハマッコー | 2016年2月21日 21:17

ハマッコー さん:

もしかしたら、あまり一般的な単語じゃないのかもしれませんね。

投稿: tak | 2016年2月21日 23:06

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