今日の暑さと、また来る寒さ
今日の関東は連休頃の暖かさになってしまったらしい。茨城県南西部は朝のうちの霧がなかなか晴れず、昼前頃になってようやく日射しが届き始めたので、午前中はそんなに暖かいとは思わなかった。しかし午後 2時過ぎになると、昨日までのような服装では汗だくになってしまうほどの暑さになった。
しかし週の後半は再び真冬のような寒さが戻るらしい。いくら三寒四温などと言っても、あまりにも変化が激しすぎる。
そういえば、東日本大震災はもう 5年前のこととなってしまったが。あの年の 3月も寒い春だった。とくに震災以後の半月ほどは、いつまでも冬の季節風が北西から吹き付けて、冷え冷えとしていた。
当時は「避難所で寝泊まりしている人も多いのに、なんて非情な木枯らしなんだ」と思っていたが、後になって考え直すと、あれは原発事故で発生した放射性物質を陸地と反対方向に押し出す「神風」だったのではないかと思える。春の東風が吹いていたら、内陸部の放射線量はずっと高くなってしまっていたに違いない。
今年は、冬の季節風がそんなに長く吹き続ける必要はないのだが、いつまでも思い出したように木枯らしが吹く。原発事故から 5年経った今、あの年の感覚を風化させないように、こんなような天気になっているのかもしれない。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 年賀状の差出人名は表と表のどちらに書くか(2021.01.11)
- 「最初にきちんと結論を示す」ことの大切さ(2021.01.10)
- パジャマを着ることを巡る冒険(2021.01.08)
- 「牛賀状」というものには驚いた(2021.01.06)
- 差出人不明の年賀状(2021.01.04)
コメント