ワードローブの 「戦線縮小」 が楽しい
私も再来月には 64歳という年になる。生きてもあとせいぜい 20年だろうから、だんだん人生の「戦線縮小」をしようという考えになっている。余計な持ち物を減らし、どうでもいい人との付き合いを減らす。そうすることで、本当に大切なモノと人だけに、意識を集中したいのである。
とりあえず最近は。ワードローブの中身を減らすことを楽しんでいる。今は仕事を選んで堅苦しい仕事は極力避けているから、ありがたいことにスーツを着る機会がめっきり減った。今持っているスーツは、春夏物と秋冬物各 1着と、冠婚葬祭用が 1着の、合わせて 3着だけである。これだけあれば、十分すぎるほどで、新たに買う気は毛頭ない。
実は着る頻度は冠婚葬祭用が一番高い。これは背中に裏地のない夏物だが、冬はユニクロのヒートテック肌着を着れば全然寒くない。冠婚葬祭用が夏物だけで済んでいるのだから、普通のスーツも秋冬物は処分してもよさそうな気がするが、さすがにそこまではまだ踏ん切りがついていない。
踏ん切りが付かないといえば、ワードローブの中で一番邪魔くさいのが、ロングサイズの本格的なトレンチコートである。スーツを着る機会がないのだから、トレンチコートも年に 1度着るかどうかだが、それだけにまだ新品同様だ。まあ、2年に 1度ぐらいの着用機会のために、ずっと「新品もどき」として持っていてもいいかもしれない。
ネクタイは慶事用の白と弔事用の黒は、お約束だから仕方なく 1本ずつ確保している。それ以外では、水玉の明るめが 1本に、地味目が 1本だけだ。地味目の方はポリエステル素材で、バッグに放り込んでもシワにならないタイプ。ネクタイは月に 1度もしないので一生擦り切れることもないだろうから、多分もう買わずに済む。
白のいわゆる「ワイシャツ」も、冠婚葬祭以外ではまず着ないから 2着残してあとは処分した。1着だけでも十分だろうから、どちらか早く擦り切れた方を処分するつもりだが、着用機会が少ないのでなかなか擦り切れず、捨てるに至っていない。
これ以外はいわゆるカジュアルウェアと自転車用ジャージしかない。普段はカジュアルなジャケットとジーンズで過ごし、これからの季節はポロシャツにジーンズである。このスタイルで仕事にも出かけるし、これで行けないような仕事は、基本的に受けない。気楽なものである。
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コメント
出遅れましたが・・・
数年前にTVでやっていたティム・ガンの10アイテムを思い出しました。
女性でも10アイテムで出来るなら、中年(から初老)のオジサンなら半分くらいでいけそう?と思っていました。
実際のところスーツは二着と礼服ですが、ジャケットは他に3着吊るしています。
今後もtakさんを目標に整理していきます♪
投稿: ちくりん | 2016年5月31日 12:23
ちくりん さん:
レスがとんでもなく遅れてしまいました。申し訳ありません。
アイテム数だけで言えば、オジサンとしては 5アイテムで行けそうですね。
ただ、着数で言えば、洗濯のローテーションもあるので、10着以上必要かも。
投稿: tak | 2018年3月18日 19:57