結婚式の記念キャンドル
昨日の和歌ログ のネタだが、押し入れから巨大キャンドルが出てきた。左がその画像である。上から撮ったので単なる円柱のように見えるが、実際には下の方がかなり膨らんでいて、安定して立つようになっている。
これは私たち夫婦の結婚式の際にメインキャンドルとして使い、そのまま式場から記念に贈られたものである。25まで目盛りが記されているということは、趣向としては結婚記念日の度に灯し、25年目の銀婚式まで夫婦でまったりしてくださいということのようだ。
そして 25の目盛りの下にもかなり余裕がとってあり、さらに下の方がずいぶん太いので、うまくやれば 50年目の金婚式までもたせることも十分可能だと思う。昔は夫婦揃って結婚 50周年を迎えるのはかなり難しかったが、平均寿命が延びたので、近頃はあちこちで金婚式のお祝いの話を聞く。ところが今度は晩婚化の傾向なので、金婚式の難度は再びアップするだろう。
ところで我が家のキャンドル、11の目盛りまでは消えているが、12からこっちはしっかりと残っている。残っているだけじゃなく、なんだか煤に汚れてしまって、結婚記念日に灯すという風情でもなくなってしまった。それに私たちの銀婚式なんて、14年も前に済んでしまったというのがお笑いぐさである。
このキャンドル、11年目の結婚記念日まではちゃんと毎年灯していたというわけでもなく、停電の時の灯りとして使っていただけという、まったく身も蓋もない話なのである。私たち夫婦は、結婚記念日の度にキャンドルを一目盛りずつ灯すなんていう妙にロマンチックな趣向には、あまり興味がないということになるわけだね。
結婚して 3年目にここつくばの地に移転してきたわけだが、当時は台風や大雪の時など、年に 2〜3度は停電してしまうことがあったので、このキャンドルはずいぶん重宝したのを覚えている。停電が長引くと、3〜4年分ぐらいは一挙に進んでいたが、その後は停電なんて滅多に発生しなくなったので、11の目盛りを越えた時点で停まってしまっていたわけだ。
本来なら、この写真にある半分以下の高さになっていなければならないのだが、今さらそれに追いつこうとしたら、一日中灯していても追いつかないだろう。まあ、これから停電することがないともいえないので、その時のための非常備品として捨てずに置こうと思う。
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