私の誕生日は梅雨明け直後が多いのだが
誕生日である。この年になると誕生日だからといって家族で会食するでもなく、朝から淡々とたまった仕事をこなしているうちに、いつの間にか日が暮れている。まあ、64歳にもなれば、誕生日なんてこんなような呆気ないものなのだろう。
昨日はすっきりとした晴天だったが、今日は朝から降るような降らないような、はっきりしない天気が続いた。西日本と北陸は梅雨が明けているが、関東甲信と東北の梅雨明けは平年より遅れている。自分の誕生日はいつも梅雨が明けて強烈な太陽が照っているという印象なのだが、もしかしたらそれは単なる思い込みかもしれないと、気象庁のサイトで調べてみた。
一応、1971年春までは故郷の庄内で暮らしていたので、1952年から 1970年までは東北南部、1971年以後は関東甲信のデータを見ると、私の誕生日以後に梅雨が明けた年は、以下の 9回 (括弧内は梅雨の明けた日付)。単純計算で 7年に 1度以下である。自分の誕生日は太陽ギラギラという印象は、まんざら間違いじゃないようだ。
東北南部: 1957年(7月29日ごろ)
関東甲信: 1971年(7月 29日ごろ)、1982年(8月 4日ごろ)、1986年(7月 27日ごろ)、1988年(7月 31日ごろ)、1998年、2003年(いずれも 8月 2日ごろ)、2006年(7月 30日ごろ)、2007年(8月 1日ごろ)
1993年は梅雨明けのデータなし。つまり梅雨明けしないうちに真夏が過ぎ、秋になったということらしい。
興味深いことに、生まれてから 1970年までの 18年間で私の誕生日までに梅雨が明けなかったのは、たった 1度だけだが、それ以後は 46年間で 8度と、少し増えている。とくに 2003年以後は、今年も含めると 13年間で 4回と、3年に 1回のペースに近付くまで頻度が上がっている。やはり近年になるほど天候は不順になっているようだ。
ちなみに今年の梅雨明けはいつになるのだろう。天気予報をみると、明日からは晴れマークの日が続く (「曇り時々晴れ」 を含む) から、近いうちに「梅雨が明けたとみられる」というニュースが報じられるかも知れない。
今年は 8月初めと中盤に、関西方面に出張する予定になっている。さぞかし暑いだろうなあ。
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