「キー発見器」 というデバイス
「キー発見器」というものがあるのだそうだ。キーホルダーで電波の受発信ができて、どこに置いたかわからなくなった時にスマホで電波を送れば、音や光を発してありかを知らせてくれるというものである。うっかり者にはありがたいデバイスかもしれない。
ネットで検索してみると、「キーファインダー」とか「探し物発見器」とかの商品名で紹介されている。IT Media のなぜか「ヘルスケア」のページ(探すストレスから解放されて、精神衛生にいいということなのか)に「必死に探す必要なし――音や光で鍵の所在を知らせてくれる便利グッズ 5選」という記事がある。
この記事を見ると、単にキーホルダーを発見するだけでなく、キーホルダーの方からもスマホを探せたり、距離が離れると警告したり、スマホのカメラのリモートシャッターとして使えたりという多機能なモデルが展開されているようだ。なるほど、近頃の技術があれば、小さなキーホルダーにこれくらいの機能を詰め込むのは簡単なことなのだろう。
この記事を読んで私は「これは便利だ! 是非欲しい!」と、瞬間的に思ったが、すぐに「待てよ、本当に必要だろうか?」と思い直した。私はうっかり者でいろいろなものを探し回ることが多いが、置き忘れる場所は決まり切っているので、そんなに苦労することなくすぐに見つかる。
一番探し回るのは iPhone だが、それは誰かに電話してもらえば呼出音や振動音で探し当てられる。キーホルダーは帰宅したらすぐに引っかける場所が決まっているので、ありかがわからなくなることはまずない。その引っかける場所になければ、前日に履いていたズボンのポケットにあると決まり切っている。
その他、財布や定期入れも探し回ることが多いが、大抵はキーホルダーと同じで、前日のズボンのポケットを探せば見つかる。ということは、探し物発見器なんてものに頼らなくて済みそうだ。
最近探すのに苦労したのは、今月 3日の記事で触れたように、運転免許証である。この時に探し当てるのに結構苦労したので、瞬間的に 「欲しい!」 なんて思ってしまったのだろう。しかし運転免許証単体にこんなデバイスをくっつけるのは難しそうだ。
私の場合は、それまで使っていた定期入れがよれよれになって、中に入れていたカード類がバサッと落ちてしまうまでになっていたせいで、クルマの運転席で免許証だけが滑り落ちてしまったようなのだ。これはドア・ポケットに辛うじてひっかかっているのを発見して、再発行申請はしなくて済んだ。
これに懲りて定期入れは頑丈な新品を買ったので、もう安心だ。私の場合は確かにうっかり者ではあるが、幸いなことにこうした発見機を買うまでの重症うっかり度ではないようだ。保険のつもりで買うというなら別だが。
ちなみに上述の記事でも紹介されている「探し物発見器 AZ-KHSF5(AZ)」というのは、スマホではなく、専用の電波受発信機で、5種類までのキーホルダーをセットすることができるというものだ。4種類までセットできるタイプ「ミツカルテット」というのも Youtube でも紹介されていて、これなら家族で使えそうだ。
しかしウチの場合は、そもそもこの専用電波受発信機の方をなくしてしまいそうなので、検討の対象外だろう。スマホで探す方が、まだ現実的な気がする。
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コメント
メガネのリモート発見器を切望!
していた時期もあった。
単身赴任時代の酔っ払った翌朝。
(今は泥酔しないし…)
投稿: 乙痴庵 | 2016年7月14日 19:20
乙痴庵 さん:
私は泥酔するほど飲んでいた時は、眼鏡してませんでした。
今は泥酔しませんけど、ばったりと気絶の如き眠りに落ちる時は、眼鏡したままのことが多いです。(壊さないように気をつけます)
投稿: tak | 2016年7月14日 19:30