本当に 「鬱憤晴らしの時代」 なのだなあ
先月末あたりから、やたらと大きなニュースがバンバン飛び込んできて、本来なら当ブログでも「いいネタ、ゲット!」とばかりに書きまくるところだが、あまりにもヘビーすぎて手をこまねいてしまっている。思えばば私も、頭の回転がトロくなってしまったものというか、ズバズバ書きまくることができない体になってしまった。
還暦を越してしまうと、それぞれの出来事が独立して意味をもつのではなく、すべてつながったものだという感覚が強くなってくる。まあ、複雑系という考え方がしっくりきちゃうのだ。で、それはそれでいいのだが、何か書こうとすると、たった一つのことを書きたいのに、その背後にある諸々の事項が自然にからまりついてきてしまって、単純なことは言えなくなってしまうのだよね。
最近起こった複数のテロ事件や、英国の EU 離脱、米国の大統領選の動向、そして今日いきなり飛び込んできた、トルコのクーデターのニュースなど、何か一つの大きな流れに沿ったことには違いないと直感するし、同様の感覚をもつ人も多いだろう。だがそれを安易にまとめすぎると、その辺のテレビ・ニュースの解説みたいにつまらくなっちゃうから、頭の中で熟成されるのを待っている。
ところがそうしているうちにも、次から次に新しいニュースが出てきて、追いつけなくなってしまうのだよ。今の世の中、本当に忙しすぎる。
いずれにしても、最近の世の中の流れは「鬱憤晴らし」というファクターが大きいというところまでは思いが至った。先月末に 英国の EU 離脱が示す「鬱憤晴らし」の時代 という記事を書いたが、この「鬱憤晴らしの時代」というのは、案外いいキーワードだと思っている。
鬱憤晴らしがこんなにまで大きな時代の潮流になっているというのは、世界はそれほどまでに、過去に鬱憤をたしこたまめ込んできたということだ。それは「新自由主義」という名の「弱肉強食」を是とする時代の副産物でもある。この鬱憤がガス抜きされるまでは、世界はとても不安定な状態のまま推移せざるを得ない。
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