パチンコ業界は低迷しているらしい
先日、県北方面に向かう道で、「生誕 4年」 と染め抜かれた旗を何本も立てている建物があった。何事かと思って看板をみると、「MARUHAN」 という店である。どうやらパチンコ店のようだ。朝早かったので駐車場には車が 1台も停められていないが、時間が経てばどんどん混んでしまうのだろう。

「パチンコ店で『生誕』とは、ずいぶん大きく出たな」と驚いた。フツーは「開店 4周年」とかいうところだろうが、あとで web で調べてみると、マルハンという会社は全国で「生誕祭」というのを繰り広げているらしい。「《マルハンさん40周年生誕祭》 終了間近、お店へ急げ!」というブログ記事まで見つかった。すごいなあ。「生誕 4年」なんて、まだまだ駆け出しじゃないか。
このマルハンという会社はパチンコ店の中でも最大手らしく、店舗も駐車場もやたら大きい。最近は小さなパチンコ店がどんどん廃業して、大きな店が生き残っているというが、まさに実感としてそんな印象がある。
私はこの 40年ぐらいしたことがないので、最近のパチンコについてはほとんど何も知らないが、Yahoo ニュースによると、ずいぶん逆風が吹いているのだという。行政的な規制強化に加え、若者のパチンコ離れが大きな要因らしい。
そりゃそうだ。最近はわざわざ損するとわかっている金を使わなくても、スマホの無料ゲームでいくらでも遊べる。パチンコ店に吸い込まれる客層を見ていると、見事にオッサンばかりだ。平均年齢はどうみても 60歳を越えているようにみえる。いや、単に老けて見えるだけという可能性も高いだろうが。
また、パチンコ人口はどんどん減っているが、客 1人当たりの消費額(遊技料)は上昇しているという。5千円使って 2万円儲けるつもりで、実際にはやる度に 1万円以上損するというのでは、悲惨なことである。それでもまだやるというのは、もう「パチンコ依存症」の領域に入ってしまっているのだろう。
ちなみに私の知り合いで近頃パチンコをしているというのは、聞いたことがない。こんな状況では、この業界に未来があるとは思われない。今のうちに生誕祭を祝って、いい思い出を作っておくがいいだろう。
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コメント
パチンコは20代にやりましたが、店に行くと店の親父に帰れと言わんばかりに睨まれました(ほぼ毎日勝っていたので)
ここ数十年はやってません。
同じ職場の人間が夫婦でパチンコにはまり、多額の借金を闇金からして終いには夜逃げ同然に田舎に帰っていきました。
今の若者はその危険性とバカバカしさに気付いてるんでしょうね。スマホで遊んでも出費はパチンコの数十分の一ですむ。
競輪も同様に縮小傾向が強いようです。
仕事で競輪場に行ったことがありますが、観客の平均年齢は60歳以上で、皆、顔色も極めて悪く墓場のようでした。
今の若者は結構健全です。
投稿: ハマッコー | 2016年8月10日 21:49
ハマッコー さん:
生活保護をもらいながらパチンコにはまるというイメージが、社会に定着しているようで、健全なものとは思われていないですね。
競輪も確かに縮小しているようで、近くの取手競輪場も、昔ほど人で溢れかえるような感じには思えません。まあ、昔からうらぶれたイメージでしたが。
今の若者は、パチンコや競輪に使う金なんて、元々ないんでしょう。高度成長期の幻影を引きずった人たちがハマるのかもしれまえん。
投稿: tak | 2016年8月11日 02:56