都知事選挙は、小池百合子さんの作戦勝ち
東京都知事選挙は小池百合子さんの圧勝に終わった。私は東京都民じゃないから直接の関係はないが、まあ、小池さんだろうなとは思っていた。
その根拠は、増田さんの旧態依然の「自公丸抱え感覚」と、鳥越さんの年齢/健康不安である。その点、小池さんは一応元気一杯だし、政党のしがらみに関しては戦略的にか、たまたま結果的にか知らないが(個人的には「戦略」の要素が勝っていると思うが)、とてもうまく振り切った。
つまり「敵失」と小池さんの「戦略」が、理想的にうまく噛み合ったのである。
自民党の推薦が得られなかった点については、やれ「挨拶がなかった」とか言う自民党都連の旧態依然とした陰湿さがかえって浮かび上がった。その結果、増田さんのイメージは、初めから政党のしがらみに染められてしまっていた。
鳥越さんについては、結構なお年で健康不安が隠せなかった。当人は小池さんに「病み上がり」呼ばわりされて怒りまくったようだが、そこを懸念するのは有権者のもっともな感覚である。それに対して「がん患者に対する差別」なんて言ってしまうところに、いかにも戦争中に生まれた革新派ジャーナリストらしい「ステロタイプ思考」を見出してしまう。
個人的には鳥越さんの「オーマイニュース への関わりが無惨な失敗だった(参照 1、参照 2)のを見て、「この人の使命は既に終わっていて、新しいことは何も期待できないな」と思っていた。さらに文春の報じたスキャンダルは、鳥越さんにとって致命傷になったと思う。
文春は当初、小池さんに関して「身体検査は真っ黒」なんて報じていたが、急に方向転換して、鳥越さんの大昔のスキャンダルを報じ始めた。7月 21日の「都知事選は気分悪すぎ」という私の記事へのちくりんさんのコメントにもあったように、初めは小池さんを潰しにかかったが、やがて鳥越さんを脅威に感じ、「とにかく鳥越を潰せ」に転じたとしか思われない。
近頃の文春は、つくづくゲスなメディアである。
というわけで今日は、別に私でなくても書くだろう少々客観的な話に終始したが、明日はもうちょっと個人的な考えを書きたい。
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