米国って人がいないのか
米国って人がいないのかと思うほどの状況である。
朝日新聞が "党員 2割「トランプ氏撤退望む」、クリントン氏人気盛り上がらず" と伝えている。 ロイター/イプソスの調査によると、有権者の 53%がヒラリーを、63%が トランプを「好ましくない」と回答しているのだそうだ。(下の写真は、朝日新聞のサイトより)
さすがにトランプの嫌われ度の方が高まっているようで、今のところはヒラリーの支持率が上回っている。とはいいながら、最近の大統領選にみられるような熱狂的な支持や有権者による自発的な草の根キャンペーンは伝えられない。二人とも友だちが少ないみたいなのだ。要するに「嫌われ者同士の戦い」で、「どっちがよりマシか」というネガティブな選挙戦になっていると言っていい。
上の写真を見ても、ヒラリーの方は「行け行けドンドン」で育ち、自分でも「私はデキる女」と思い込んでいる典型的ベビーブーマーのオバサンというイメージで、実のところは既に時代遅れの存在である。ちょっと前の流行りが一番ダサいのだ。そしてトランプの方はさらに旧世代的なイメージで、時代錯誤がヅラかぶって歩いてるようなものだ。
そんなわけで、「米国って人がいないのか」と思ってしまうわけなのである。まあ、決して人がいないってわけじゃなく、人材が政治の世界に入ってこないということなのだろう。それは日本でも同様の傾向で、政治の世界は魅力がないのだろうね。面白い世界はほかにいくらでもある。
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