この秋、iPhone 7 に買い換えるべきか、否か
iPhone 7 が発表になった。毎度のことで「画期的な新機能が搭載されていない」とか「Android に比してスペック的に劣る」とか、「Apple は革新性を失った」とか、いろいろなことを書き連ねる評論も多いが、私の目から見れば、十分に魅力的である。Apple Pay が日本でも使えるようになったことと、防水防塵機能を備えたというだけでかなりありがたい。
そもそも「画期的な新機能」なんてものをありがたがるのは、IT オタクぐらいのもので、フツーのユーザーにしてみれば、そんなにしょっちゅう「画期的な新機能」なんてものを搭載されたら、慣れるのが追いつかない。少しずつちょっとした進化を遂げてもらうのが、ちょうどいいのである。
私の手持ちは iPhone 6 だが、今度の 10月に 2年縛りが解ける。だから iPhone 7 に乗り換えるにはいいタイミングだ。だがそれについては今、かなり迷っているのである。私はこのところしばらく 2年ごとに新機種に交換してきたが、ここでさらに 1年待てば、多分 iPhone 7S(多分、iPhone 8 じゃなくて 7S ということになるだろう)に乗り換えられる。iPhone 7 は十分に魅力的だが、7S はもっと進化しているだろう。
私が iPhone を最初に手にしたのは、2009年のことで、モデルは 3GS だった(参照)。それから iPhone 4、5、6 と、3回も乗り換えたので、ずいぶん長く使い続けているような気がするが、まだ 7年とちょっとしか使っていないのである。
それを思えば、この間の iPhone の進化というのは、大変なものだ。何しろ、最初に買った 3GS では、iCloud も Siri も Facetime も、テザリングも指紋認証もなく、MS Office も使えなかったし、カメラの解像度も低かった。アプリの充実度も桁違いである。
最初に買った iPhone 3GS は、1年ちょっと使ったところで、うっかり洗濯機で洗ってしまい、お釈迦にしてしまったので、2年縛りが解けないうちに iPhone 4 に買い換えた(参照)。その後ずっと "S" の付く機種には縁がないのである。だから、ここらでもう 1年我慢して、iPhone 7S に乗り換えるのも、有力な選択肢となるだろう。
ただ、手持ちの iPhone 6 は 2年近く酷使して、バッテリーがかなり衰えてしまい、どこに行くにもモバイル・バッテリーが手放せなくなってしまった。これでもう 1年使い続けたら、バッテリーの消耗でかなりのストレスを感じることになるだろう。
それに、iPhone 7 はやっと Suica などの日本式ガラパゴス・カードに対応するので、定期入れや財布がパンパンになることもなくなる。また、防水防塵機能が付くので、ちょっと洗濯機に放り込んでしまったぐらいでは大丈夫だろう。3GS を洗ってしまった実績のある私としては、かなりそそられる。
というわけで、今、悩みに悩んでいるところなのである。ああ、本当にどうしよう。
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コメント
東京にいた時におサイフケータイが手放せなかった僕としても、
Felica 対応は凄まじく魅力的なのです。
でも7月に iPhone SE に乗り換えたばかりなので残念…
(´・ω・`)
投稿: ひろゆき王子 | 2016年9月10日 18:02
ひろゆき王子 さん:
Felica 対応はそそられますよね。
もう 1年待てば、7S が入手できますよ。
投稿: tak | 2016年9月10日 22:28