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2016年9月28日

最近クルマの流れがトロくなったのは、高齢化のせいかも

最近、道路を走るクルマの流れが一時よりトロくなってきたような気がする。私の住む茨城県は運転の荒いので有名で、その昔は 「スピードは制限速度の 2倍までは出していい」なんて言われていたほど、みんなガンガン飛ばしていたが、最近はじれてしまうほどの低速度で流れていることが多い。

1それは山形県に帰郷するとより強く感じる。昔は表示された法定速度プラス 10km/h ぐらいで流れていることが多かったが、最近では法定速度以内ということが珍しくない。法定速度 40km/h の道路を 35km/h ぐらいで延々と走っている軽トラなんかもフツーに見られる。

これは多分、運転者の高齢化による現象なのではないかと、わたしは考えている。昔はそれなりのスピードでガンガン飛ばしていた団塊の世代が、今や 70歳ちょっと手前の「正真正銘の高齢者」になってしまったのだから、「ゆったり運転」になるのも無理もない。

それでも大都市圏では、運転者の平均年齢がそれほど高くなっているわけでもないのだろうが、茨城県の田園地帯ともなると、じいさんばっかりということになる。さらに私の田舎なんて、実家の近所は軒並み 70歳以上の老人しかいない。こうなってしまうと、クルマを運転するスピードは自然にゆったりしたものになる。

こうした現象をみていると、話題の「自動運転」が進展するのは歴史の必然のように思われてしまう。そのうち「クルマの運転が好き」とか「ドライブするのが楽しみ」という「スポーツ・ドライビング愛好者」は、ごく少数派になってしまうんじゃなかろうか。クルマの運転はロボットに任せて、自分はゲームでもしている方がいいという時代がきっと来る。

 

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コメント

車の流れが遅くなった原因は高齢化だけでなく
1,トラックにデジタコ(デジタルタコグラフ)と呼ばれるような速度監視システムを全車に導入している会社が急速に増えている。(昔は10トンとかの大型の中の一部だったのが、2トンクラスまでGPS付きのものが普通に付くようになっています。)
2、プリウスに代表されるエコカーの影響で、昔ならばむしろかっこ悪いイメージであった燃費良く走ることがスマートと捉えられるような時代の空気になってきている
というのも結構大きな影響を持っているような気がします。
いずれにしても確かに一般道での車の流れは遅くなってますね。

投稿: シュウ | 2016年10月 1日 00:51

シュウ さん:

なるほど。ご指摘の 2点はあるんでしょうね。

デジタコについては、経験がないのでよくわかりませんが、省エネ運転については 「あるある!」 と思いました。

投稿: tak | 2016年10月 2日 01:26

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