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2016年9月12日

App Store の大掃除が始まるらしい

スラド が "App Storeの「大掃除」で数十万のアプリが消える?」" と伝えている。Apple は、長らくアップデートされていないようなアプリを App Store から削除する方針を示しており(参照)、いよいよそれが実現されるらしい。個人的には大歓迎である。

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App Store には約 210万のアプリがアップロードされていると言われているが、実はそのうちのほぼ半分が、昨年 5月以降アップデートされていないらしい。11.4% が iPhone 5 以降の画面サイズ変更に対応し切れていないともいわれ、いくら膨大な数のアプリが登録されているとはいえ、こればかりは 「枯れ木も山の賑わい」 というわけにはいかない。

iPhone の Android マシンと比較した際の優位性は、登録アプリの数が多いことと長らく言われていたが、それはとっくに過去の話になっている。昨年 1月に Google Play が App Store を抜き去っているのだ。

ところが依然として App Store に登録されたアプリの方が、商売になるみたいなのだ。Gigazine は今年 1月、「Android はアプリ DL 数が iOS より 100% 多いものの iOS は売上で 75% 上回る」と伝えている。これは世界的にみると、iPhone は高級機種とみられており、比較的高所得者のユーザーが多いためとみられる。(日本はちょっと特殊で、猫も杓子も iPhone だが)

というわけで、Apple としてはアプリに関して「量の勝負」には見切りを付けて、「質の勝負」にもっていきたいのだろう。見かけ上の数がいくら豊富でも、使い物にならないものばかりではしょうがない。

実際に新しいアプリをインストールしようとして検索してみると、本当に使えそうなものって、そんなに多くないというのが実感だ。インストールしてはみて使おうとしても起動しなかったり、落ちまくったりするものも結構多いのだ。

だからユーザーとしても、「屑アプリ」がどっさりあるよりも、数は少なくても厳選された 「使い物になるアプリ」が登録されている方がずっとありがたい。というわけで、Apple の「大掃除」では数十万のアプリが削除されることになる。

私としては、半数近くの 100万ぐらい消えてしまっても、その方がダウンロードするアプリを選びやすいと思っているのだが、どうやらそこまではいかないらしい。なにしろゲームの需要ってかなり大きいみたいなので、そんなに劇的に減らすわけにもいかないのだろう。

 

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