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2016年10月20日

この時期の山形の、タイトな宿泊事情の裏側

昨日は山形県の山懐深くまで分け入ったところまで出張し、天気にも恵まれて無事に仕事を終えた。宿泊は山形市内でと思っていたのだが、2週間以上も前に予約しようとしたところ、どういうわけかホテル事情がやたらタイトで、山形市の隣町、天童市の、しかも温泉街からはかなり離れたビジネスホテルに、ようやくもぐりこめた。

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チェックインの際に、ホテルのフロントマンにどうしてまた、こんなにもホテルがタイトになっているのかと訪ねたところ、山形で技能五輪全国大会(アビリンピック)というのが開催されるためらしい。開催は今月 21日から 24日までだが、既に参加者が続々と山形入りしているのだという。

道理で紅葉シーズンにはまだ早いというのに、妙に混んでいるはずだ。

ところがよく聞いてみると、今回ギリギリでホテルの予約ができたのは、関係者のミスのおかげらしいのである。もしミスがなかったら、2週間前の予約では全然間に合わなかったらしい。

というのは、山形県から参加者の宿泊ホテル手配の依頼を受けた「東武トップツアーズ」という代理店のミスで、約 2,300人分の宿泊ホテルの予約ができていなかったことが判明していたというのである。代理店は大慌てで 16日までに全員の宿泊先を確保したというのだが、一部の参加者は連泊ができずに移動の必要が生じたりしているらしい。(参照

さらにホテルのフロントマンに聞いたところでは、山形県内だけでは足りずに、隣の宮城県での宿泊を余儀なくされている参加者もあるという。とんだ災難で、遠くのホテルでの宿泊やホテルの移動を強いられた参加者は、ちょっとしたハンデを負うことになるんじゃなかろうか。もの作りの微妙なテクニックを競うのだろうからね。

ともあれ、まともな宿泊が叶わなかった技能五輪参加者にはまことに恐縮だが、旅行代理店のミスのおかげで、私は辛うじてホテルに潜り込めたということになるようなのである。世の中、何が幸いするか知れたものではないが、これはあまり気持ちのいい幸いではないよね。

 

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