« ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞に、しっかり納得 | トップページ | 黒パン礼賛 »

2016年10月14日

ビジネスホテルのバスタブなんて窮屈なもの決まってるが

私は最低でも月に 2度は仕事でいろいろな街に出張する。各地のいわゆるビジネスホテルに泊まることが多いが、夕方過ぎにチェックインして、ちょっと外出して飯を食い、部屋に戻ってちょこちょこっと仕事のまとめをして、2つのブログを書き、後は風呂に入って寝るだけだから、ホテルに関しての贅沢はほとんどいわない。

Img_6934

宿泊施設に関する切実な要望事項は、ただ 1つ。禁煙ルームということだけである。ちょっと前に禁煙ルームが満室で喫煙ルームに泊まらされたことがあったが、ものすごくたばこ臭くて閉口した。ファブリーズをもってきてもらって、ほとんど 1本使っても、まだたばこ臭い。あんな部屋で平気で一晩過ごせるというのは、よほど感覚がマヒしているのである。

それ以外ではバスルームのバスタブも、できれば窮屈でない方がありがたいが、そんなにこだわるというわけでもない。私は図体がデカいので、大抵のバスタブは体を海老のように曲げても、肩まで湯に浸かろうとすれば膝が収まらず、膝を収めれば肩が冷える。まあ、日本のホテルのバスタブなんてそんなものだと諦めている。

ところが 一昨日の夜から一泊した長崎のホテルのバスタブは、その程度のレベルにも達しなかった。3年に 1度ぐらいこのタイプのバスルームに当たってしまうことがあるが、とにかく、一目見て「あ、こりゃダメだ。シャワーだけにしとこう」と思ってしまうほどの窮屈さである。

バスタブの深さは私の膝ぐらいまでしかなく、必死に体を縮込めて体育座りしても、胸から上と膝頭がはみ出す。このバスタブで不満なく入浴できるのは、小学校低学年ぐらいまでだろう。上の写真なんか、角度のせいだろうが、バスタブが洗面ボウルよりほんの一回り大きいだけみたいに見えている。

こんな小さなバスルームのホテルというのは、大抵大浴場がついていて、そっちに行けばゆったり脚を伸ばして入ることができることが多いのだが、このホテルはそれもなかったのである。一昨日の長崎は夏日だったので、体が冷えることはなかったが、寒い冬の日なんか、全身をお湯に浸して暖まりたいなんていう要望には、到底応えられない。

最近は中国からの旅行客もちょっと減少しているのか、どこに行くにも去年の今頃ほどホテルが取りにくいなんてことはなくなったように思う。この冬は、大浴場付き(それもできれば温泉が望ましい)のホテルを重点的に狙うことにしよう。

 

|

« ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞に、しっかり納得 | トップページ | 黒パン礼賛 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

絶句するほど狭いですね。これでどうしろというのか。
これなら浴槽なしのシャワーだけにした方が余程良い。

ホテルからすると、節水型で風呂掃除も短時間で済むといったメリットがあるんでしょうね。

投稿: ハマッコー | 2016年10月15日 05:13

ふうむ、これはバスタブというより、シャワーブースと考えたほうがよさそうですね。九州のビジネスホテルはこういうのが普通なのでしょうか?大浴場もないとなると、ゆっくりお湯に浸かりたいかたは相当ストレスがたまりそうですね。
私はお風呂は「体を洗うところ」と考えているので「ありゃ、じゃシャワーだけにしとくか」となりますがね。まぁでも毎日シャワーだけというのは勘弁ですがね。にっぽんじんだもの(笑)。

投稿: 萩原水音 | 2016年10月15日 08:47

ハマッコー さん:

「一応、バスルーム付です。ビジネスホテルですから」 というアリバイ作りみたいなものですね。かなり苦しいですが。

まあ、長崎は土地が狭いですから、こうなっちゃうのか ^^;)

投稿: tak | 2016年10月16日 02:18

萩原水音 さん:

沖縄ではお風呂には週に一度しか入らないと聞きました。お風呂に浸かって暖まったりしたら、暑くて眠れないので、シャワーが普通なんだそうです。

それでも、ホテルはフツーにバスルーム付きですがね。
これは九州の特殊事情というより、単に土地が狭いんでしょうね。

投稿: tak | 2016年10月16日 02:21

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ビジネスホテルのバスタブなんて窮屈なもの決まってるが:

« ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞に、しっかり納得 | トップページ | 黒パン礼賛 »