5年経って発生した「余震」
今朝 6時前、地震を感じた。最初からちょっと強めの揺れだったので、てっきり「つくば特有の、いつもの直下型地震」と思い、軽い気持ちでやり過ごそうと思っていると、突然さらに大きな揺れが来た。その時初めて「こりゃ、直下型じゃなくて、離れた震源地で起きた大地震だな」と気付いた。
直下型だったら、P波と S波がほぼ同時ぐらいに伝わってくるから、いきなり突き上げるような激しい揺れになるが、慣れてしまえば「この揺れが最大で、これ以上は強くならない」と、慌てずに済む。ところが今朝の地震はそれじゃなかった。
初めから結構な揺れがきて、それがしばらく続き、その後にいきなり大きな横揺れが来たというのは、相当大きな規模の地震が発生したということである。おもむろに iPhone にインストールしてある「ゆれくるコール」というアプリを立ち上げると、福島県沖を震源地とする大きな地震と告げている。
しばらくしてテレビのスイッチを入れると、NHK のアナウンサーが興奮気味の声で「津波が来ます。すぐに避難して下さい」と呼びかけている。我が家は海から遠いので津波被害の心配はないが、5年前の東日本大震災の記憶がよみがえり、思わず緊張してしまった。
その後の情報を聞けば、なんとこれは 5年前の地震の余震だというではないか。いくら大地震だったとはいえ、5年経ってもまだ余震を引き起こすとは思ってもみなかった。しかし大きな地球の営みからすれば、5年という時間はほんの一瞬みたいなものなのかもしれず、驚くほどのことではないのだろう。
とにかく、5年前の「あれ」は、それほどまでに大きな地震だったということであり、地球は大きな変動期に入っているということだ。物騒なことだが、日本人はその中で生きていかなければならない。
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