肉を食いつくせない私
サブマリン型サンドイッチのチェーン、サブウェイは割と贔屓にしているのだが、私は最近牛肉と豚肉を食べないことにしているので、この「肉を食いつくせ!」というチラシには、ちょっと腰が引けてしまった。「お肉がたっぷり」の写真は、ちょっと生々しすぎる。
で、こんなことを考えてしまった。
最近、某ラーメン・チェーンで、従業員が誤って切り落としてしまった指の一部が、ラーメンに混入してしまったというニュースが話題になったが、どうして人間の指のスライスのほんの一部だと気持ち悪くて大騒ぎになるのに、牛や豚の肉なら平気なのだろうか。考えれば不思議なことである。
私は厳格なベジタリアンというわけでは全然なく、鶏肉ならたまには食うというなまくらなのだが、それでも今ではたっぷりの肉を見ると、気持ち悪さを感じるようになってしまった。牛だろうが豚だろうが、人間の指だろうが、肉は肉である。鶏はちょっと魚寄りのような気がして、まだ大丈夫だ。勝手な感覚ではあるが。
今の世の中、どういうわけか「肉食系」がもてはやされているようなのだが、私はその価値感が全然わからない体になってしまったようだ。
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コメント
ここまで露骨だと、逆に食指が引つ込むと言ひますか、サンドイツチを食ふ人はそんなに「肉」を食ひたゐんですかね。まあ人類は耕作を始める前は狩猟によつて食物を得てゐたらしひですから、本能に訴へる意図かもしれませんが、私は引きましたね。
「ミート・イズ・マーダー」といふアルバムを作つた英国のモリツシー(ザ・スミス)だつたら思わず顔をそむけるでせうね。
投稿: 萩原水音 | 2016年11月 4日 10:03
萩原水音 さん:
普通、引きますよねぇ。
それとも、これでそそられちゃう人が多いのかなあ。
投稿: tak | 2016年11月 4日 20:12