インフルエンザが流行り始めたらしいのだが
早くもインフルエンザが流行り始めたらしい。今月 14~20日に全国約 5000か所の定点医療機関から報告のあった患者数が、1医療機関当たり1.38人となり、流行の目安となる 1人を超えたのだそうだ。
ここでいきなりだが、私はインフルエンザという病気にかかった覚えがない。もしかしたら自覚しないうちにかかったことがあるのかもしれないが、そもそもここ何年も、大した風邪をひいてしまったということがない。
「いや、もしかして忘れてるだけかもしれない」と思い、「風邪」というキーワードで自分のブログを検索してみたら、ありゃ、決してひいてないわけじゃない。ただ大事に至っていないので、自分で覚えていないだけのようだ。
自分の過去記事をみると、夏風邪の方が多い。「夏風邪は馬鹿しかひかない」というが、自分に照らし合わせれば「なるほどね」と思うばかりである。ただ一昨年の 5月の夏風邪について書いた記事をみても、決して寝込んだわけでもなく、フツーに仕事を続けてるうちに治っていた (参照)。
さらに検索してみると、4年前の今頃に「胃腸風邪」というものにかかって寝込んだと書いている。ただ寝込んだと言っても昼から夕方までの半日足らずのことで、珍しく医者にかかって処方してもらった薬が劇的に効いて、なんのことなく復活しちゃってる(参照)。
「風邪気味かな?」と思うことは、年に何度かある。ただそんな時は、常備してある葛根湯を 1〜2回飲んでフツーに暮らしてさえいれば、知らぬ間に治ってしまっている。「葛根湯様々」 である。そんなわけで、私はインフルエンザの予防接種を受けようなんていう発想がない。予防接種なんかに頼らなくても、何十年もかかっていないのだから、必要ないのである。
ただ世の中には、「自分の都合だけで考えてはいけない。インフルエンザにかかって周囲にうつさないためにも、予防接種は受けるべきだ」なんていう人もいる。しかしこれは、ちょっと疑わしい論理だ。ワクチン業界の回し者なんじゃないかなんて思ったりする。
そもそもインフルエンザの予防接種というものは、「感染を防ぐ」というよりは 「かかっても発症を抑える」とか「重症化を抑える」とかいうのが本当の目的であるらしい(参照)。だったら、予防接種をしたからといって、他人にうつさないで済むというのは甚だアヤシい。だから予防接種を受けないからといって、他人の迷惑を顧みない自己チューってわけじゃない。
私としてもこれから年をとってよっぽどのじじいになってしまったら、もしかしたらインフルエンザをこじらせてしまうこともあるかもしれない、ただそんな時は、いいチャンスだからあっさり死ねばいいのである。そんなことでもなかったら、いつまで生き長らえてしまうか知れたものではなく、それこそ世の中に迷惑をかけてしまう。
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コメント
イラストの両さんに、強く同意。
感染するとかさせるとかじゃなく、自分が感染しない方法を見つけたいですねぇ。
予防接種させるためと、手洗いの励行が主体の報道では、普通に毎年流行るんでしょうなぁ。
投稿: 乙痴庵 | 2016年11月27日 13:30
乙痴庵 さん:
いずれにしても大騒ぎせずに、かかっちゃったらちゃんと暖かくして寝てれば済む話だと思うんですがね。
投稿: tak | 2016年11月28日 21:29