クリスマス・シーズンのとんでもないラジオ放送
Twitter に "車で子供の送迎中に聞いていたラジオで 「週末は子供のクリスマスプレゼントを買い込みました」 などという不用意な投稿があり、子供に気づかれないよう慌ててチャンネルを切り替えた。気づかれたかも?" という tweet があった (参照)。うぅむ、これは問題だなあ。
なによりもまず、こんなような投稿をする人の感性を疑ってしまう。私の本宅サイトで、今の季節に賑わうページ、"サンタクロースは本当にいる! クリスマス・イブは、「大きな愛」 を知るチャンス" というページを読んで戴ければわかるように、世のお父さん、お母さんたちはクリスマスには、オリジナルのサンタクロースの代理人として子供たちにプレゼントをあげるのだ。
代理人なんだから、そこはきちんと分をわきまえて、「子供のクリスマスプレゼントを買い込みました」なんてことを堂々と公言すべきじゃない。あくまでもさりげなく密やかに行うべき行為なのである。クリスマスにおける主役はあくまでもサンタクロースであり、自分は 「影の存在」 なのだ。
そもそも、「子供のクリスマスプレゼントを買い込みました」なんてことを自分の子どもには言わないだろう。自分の子どもに言わないことを、誰が聞くかわからないラジオ番組に投稿なんかしちゃいけない。他人の子どもになら聞かれてもいいなんていうのは、あまりにも浅はかである。
それに、そんな投稿を取り上げるラジオ局もラジオ局である。これは決して小さなことじゃない。担当者の責任問題にするのが当然だが、見過ごされるとしたら、そのラジオ局全体の常識の問題だ。
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コメント
私の両親(60代)は、最初から「クリスマスプレゼントというのは親が子供に買ってあげるもの」というスタンスでした。
だから私は、本当に幼いころから、サンタはいないとわかっていました。
長じてから、「子供にサンタがいると信じ込ませようとする」ことがわりと広く行われていることを知り、逆にショックでした。
投稿者やラジオDJも、そういう感覚で言ってしまったのではないでしょうかね。
投稿: らむね | 2017年1月 9日 03:22
らむね さん:
私のスタンスは、
"サンタクロースは本当にいる! クリスマス・イブは、「大きな愛」 を知るチャンス"
http://tak-shonai.la.coocan.jp/intelvt/intelvt_037.htm
に述べてある通りです。
投稿: tak | 2017年1月 9日 23:13