寒い冬ではあったらしいが
昨年秋の初め頃にラニーニャが発生していたらしく(参照)、そうなると冬は厳冬になりやすいという話だった。で、実際どうなったかというと、東京では 54年ぶりに 11月に雪が降ったりして、我がつくばの地も白くなった(参照)。そして 1月中旬には「ちょっとないほどの冷え込み」なんて記事も書いている。
上の写真は、先月中頃に広島に出張した時、新幹線の中でついうつらうつらして、ふと目が覚めると雪景色だったので驚いた時のものだ。思わず 「俺って、広島行きの『のぞみ』に乗ったはずだけど、どうしちゃったんだ?」と思ったが、そこは関ヶ原の風景だった。
まあ、関ヶ原なら雪景色でも不思議じゃないが、ちょっと意表を突かれた気がした。やはりこの冬は厳冬だったらしい。とくに雪に関する注意報も何も聞いていなかったのに、こんな状態だったのだもの。
しかし確かに寒い冬だったような気はするが、私としてはそんなに凍えるほどの寒さだったような実感が残っているかといえば、それほどでもないのである。周囲の人は「寒い冬だったねえ」なんて言っているが、「まあ、そんな気もするね」程度の感じでしかないのだよね。
若い頃はズボン下なんてものをはかなかったが、40代半ばを過ぎた頃から宗旨替えをして、「寒いものは寒いんだから、伊達の薄着は馬鹿馬鹿しい」と、平気でズボン下をはくようになっていた。とくにユニクロがヒートテック製品なんてものを大々的に売り出すようになってからは、本当に欠かせないものになっていたのである。
ところが、一昨年の冬辺りから、ズボン下をはかなくなった。それは自転車を始めて、10km や 20km ぐらいならガンガンペダルを漕ぐようになったからだと思う。腰から下に若い頃の筋肉が戻ってきて、あまり寒さを感じなくなったのだ。筋肉の発する熱量というのは、結構なものである。
というわけで、寒いとは感じていたものの、それほどべらぼうな寒さとは思わないうちに、梅が咲いて春になってしまったようなのである。昨日辺りも光は十分に春の日射しなのだが、風は北風で、周囲の人は「寒い寒い」と震えていた。私は「ずいぶん暖かくなったじゃん!」と言っていたのだが。
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