カモガヤ花粉症ってやつに悩まされている
2月頃からスギ花粉症で悩まされ、4月半ばまではヒノキ花粉の番となり、ほんの 1週間ぐらい楽になったかと思うと、今度はカモガヤ花粉でひいひい言っている。7月か 8月頃まではこれで悩まされるという、「半年近いアレルギー体質」 がほぼ確定してしまった。
カモガヤというのは、その辺の土手や畦道などにいくらでも生えているイネ科の植物で、日本では花粉症の原因として、スギ、ヒノキに次いで 3番目なんだそうだ。ウチの廻りにも盛大に生えている。写真のように、花が満開状態だ。
実は自分がカモガヤ花粉にまでアレルギーがあったなんて、すっかり忘れていたが、このブログを遡ってみると、5年も前から症状が出ているんだった(参照)。一昨年には症状があまりひどいので、医者にまで行って 「カモガヤ花粉症」 とのお墨付きをばっちり受けている(参照)。
これ、ブログに書いていなかったら、カモガヤなんてものに悩まされるのは今年が初めてなんて勘違いするところだった。「初春から真夏まで半年間もアレルギーに悩まされるのはゴメンだ」 という意識が、比較的最近から発症したカモガヤ花粉症に関する記憶を、意識下に封じ込めてしまっていたのだろう。とにかく、まともには記憶に残っていなかったのである。
しかし、いくら記憶になくても体は正直で、症状は出る。しかもカモガヤ花粉による症状は、私の場合、スギ、ヒノキよりも重い気がする。とくに眼がショボショボして痒いのには、本当に困る。仕事に差し支えてしまう。
今年の 2月末にスギ花粉症で医者に処方してもらった薬は、とっくに飲みきってしまった。そしてなにしろ、自分がカモガヤ花粉症だとは記憶になかったもので、妻がくしゃみや鼻水の症状が出て、さっさと医者に行ったのを横目で見ながら、「大変だなあ」なんて思っていたのである。呑気なものだ。
ところが、いくらなんでも症状がひどくなってきたので、今日の昼に医者に行った。医者の方はカルテを見ているから、一昨年からカモガヤ花粉症でも薬を出しているのをちゃんとわかっていて、ニコニコ笑いながら「今年はちょっときついみたいですね」なんて言う。この医者は 3ヶ月分ぐらいを一度に処方してくれるので、何度も通院しなくて済む。それもあってカモガヤの方は忘れていたのかもしれない。
とはいえ薬ばかりに頼っていてもしょうがないと思い、帰ってから家の裏の土手のカモガヤを、エンジン式の草刈り機で刈りまくった。向こう三軒両隣どころか、ほぼ 200メートルぐらいにわたって、きれいに刈った。炎天下、かなりの汗をかいたが、爽快感はある。
しかし、いくらカモガヤは背が低いからあまり遠くまで花粉が飛ばないとはいえ、まだその向こうからも飛んでくるらしく、症状が皆無になったわけではない。薬は飲み続けなければならないようだ。
ネットで調べたら、スギ花粉アレルギーのある人の半分は、カモガヤにもアレルギーがあるらしい。そして、カモガヤにアレルギーのある人の多くは、スイカやメロンにも過敏で、口の周りや内側がイガイガになりやすいとある(参照)。
ああ、それでわかった。子どもの頃からメロンを食べると口の周りが痒くてたまらなくなるのは、カモガヤ・アレルギーの体質と関係があるんだったのか(参照)。やれやれ。
【2021.6.1 追記】
写真の植物はカモガヤではなく、「ギシギシ」という植物と判明した(参照)。
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