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2017年5月 9日

今年もまた蚊の季節になって

今年もずいぶん暖かく、というか、暑くなって、いつの間にか蚊に刺されてしまうようになった。ここ、つくば周辺は一時よりはずっと蚊が少なくなったとはいえ、野外で草刈り作業なんかしていると、いつの間にか二の腕の辺りに刺された跡ができていて、痒くてたまらなくなる。

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自分のブログを遡ってみると、この辺りで蚊が少なくなったのは、今から 7〜8年ほど前頃からだとわかる。下水道が引かれて、ボウフラのわくドブや水たまりが少なくなったのが、蚊の激減につながったようだ。(参照

とはいえ、都会とは違ってやはり蚊が皆無になったというわけじゃない。蚊取り線香などの対策をしていないと、一夏に何カ所も蚊に刺されてしまうのだ。こればかりは、自然の多い環境にに恵まれた対価だと思って諦めている。

知り合いの女性が先日、「茨城県の蚊の多さにはびっくりしました」と話していた。と言っても彼女は元々茨城県民なのだが、昨年までは市営住宅の 4階に住んでいたので、夜になっても蚊が飛んでくることはなく、蚊の対策なんて考えたこともなかったと言う。ところがこのほどめでたく結婚し、一戸建ての新居に引っ越したのだ。

「この数週間で、これまで生きてきた 25年分以上の蚊に刺されてしまいました」と彼女は嘆く。その言葉にはどえらい実感がこもっていて、まことに気の毒な限りである。慣れていないだけに、痒さも半端じゃないのだろう。

彼女の話によると、向かいの家の息子だかなんだかがバイク好きで、古タイヤを何本も庭に放り出しているのだという。その古タイヤの内側に雨水が溜まり、ボウフラが湧いているらしい。そりゃまた、大変な環境だ。

「その古タイヤ、なんとかしてください」と言いたいのは山々だが、なかなか言い出せないらしい。気の毒なことである。とにかくこれからの季節、雨水が溜まってしまうようなものには極力気をつけが方がいい。余計な蚊まで発生させては、近所迷惑になってしまう。

 

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コメント

関西圏の郊外、山裾のマンションの中層階、5階に住んでいます。

玄関の照明にカブトムシやクワガタが来ることもありますが、蚊は少ないですね。
ゴキブリもあまり出ません。
娘の嫌いな蛾は大きいのが灯りにつられてきます。

飛行できる高さに限界があるのかな?と思っています。

PS:夫婦ともに京都人です。前回の数の数え方バッチリでした。子供の頃に刻み込まれた習性は消えませんね♪


投稿: ちくりん | 2017年5月10日 09:39

ちくりん さん:

蚊の飛行高度は、科学的裏付けはないのですが、経験知では 3階くらいから上になると、激減するようですね。ただ、最近は屋上緑化されたところから下に降りてくるということがあるようで、油断がなりません。

数の数え方、大阪流は 11 から先が単調ですが、京都は趣きがありますね。「じゅう」 の部分でも 一音下がったりするところが、芸が細かいです。

投稿: tak | 2017年5月10日 19:16

こちら、都心の15階ですが、蚊がいます。どうも、ヒトの背中にくっついてエレベーターで移動するようで、実際、エレベーター内で叩いたこともあります。
賢いですよね。

投稿: ルビー | 2017年5月16日 15:56

夏は、殊の外若い女子にまとわりつかれる機会の多い季節ですね。

現在の職場は、築50年くらいのちっさな工場(こうば)です。
エアコンなぞございません。
サッシは木製。気温が上がれば、窓解放と壁扇風機で暑さ対策(岐阜県多治見市です)

まぁ、周囲が林や藪なんで、いろんな虫が湧いてます…。

気の利くオッチャンとしては、寄せ来る女子を渦巻きアロマでお出迎えです。

投稿: 乙痴庵 | 2017年6月 8日 13:36

乙痴庵 さん:

そういえば、人を刺して血を吸うのは、メスの蚊だけなんでしたね。
なんでも、卵を産むために血を吸ってタンパク質を補充するんだとか。

「子孫を作るためなら、多少の血はあげてもいいから、痒みの成分を残していくのは止めてくれよ」 と思っていたんですが、それだと際限なく吸われて貧血になっちゃいそうだから、やっぱり刺されたら不愉快になるメカニズムが必要なんでしょうね ^^;)

投稿: tak | 2017年6月 8日 19:35

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