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2017年6月12日

想念の具象化 その 4

想念の具象化 その 3」という記事を書いたのは、3年以上前のことだった。そもそもの発端は約 14年前に書いた話で、要するに私はそれまで、毎年 1度以上はクルマのタイヤをパンクさせてしまう男だったのである。

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ところがそれまで抱いていた 「パンクはするものだ」 という想念を 「パンクなんてしないものだ」 と変えたとたんに、突然パンクしなくなったという、ウソのような本当の話なのだ。みっちりと繰り返すのは面倒なので、ことの次第を記した記事を、以下に時系列で示し、遡って読む時間のない人のために、要約を記しておく。

「パンク男」 を返上したい (2003年 7月 7日)

それまで 「パンクはしょっちゅうするものだ」 と思い込んでいたのだが、タイヤ屋のオヤジさんに、「しない人は全然しませんよ」 と言われ、「それじゃあ、自分もパンクしない男になりたい」 と思った顛末。

想念の具象化 (2006年 9月 25日)

それまで毎年のようにパンクしていたのに、「パンクなんてしないものだ」 という想念をもってからというもの、3年以上パンクしていないことに気付いた。

想念の具象化 その 2 (2008年 2月 19日)

本当に久しぶり、4年 8ヶ月ぶりにパンクしてしまったが、毎年 1度以上パンクしていた頃と比べたら、雲泥の差と実感した。

想念の具象化 その 3 (2014年 4月 14日)

「パンクはしないもの」という想念を持続したおかげで、それからさらに 6年以上、1度もパンクせずに済んでいる。

そしてそれからまた 3年以上、つまり最後にパンクしてから数えれば 9年以上経ったが、その間に 1度もパンクしていない。約 14年前まで、「パンクはするものだ」と思い込んでいた頃には、毎年 1度以上パンクしていたのに、「パンクなんてしない」という想念に一転させてからというもの、14年間で 1度しかパンクしていないのだから、我ながら驚きである。

そして、もうすぐ「10年間パンクなし」という、クルマを運転するようになってから 1度も経験したことのない快挙を達成しそうな勢いなのだ。くどいようだが繰り返す。この変化の要因は 1つしか思い浮かばず、それは単に、自分の想念を「パンクなんてしない」と変えたことである。

この事実の受け取り方には 2種類あるだろう。1つは「たまたまそうなっただけさ」という解釈。そしてもう 1つは、「想念を変えると、人生も変わる」という解釈だ。私としては、後者の解釈で行きたいと思っている。その方がずっと当然の流れと思うからだ。「そんなの疑似科学だ」と言う人がいても、一向に構わない。

現実的なことを言えば、「パンクなんてしない」と強く想念することで、釘やガラス片の多そうな所(道路の端など)は意識的に避けたり、慎重に進んだりするという変化は当然あったしね。想念だけが変わって行動には全然反映されないなんてことの方が、科学的に考えても不自然だ。もし反映されなかったら、それは想念の変わりようが中途半端だってことだ。

これは神社で高額の祈祷料を払って「交通安全祈願」なんかしてもらうよりも、ずっと手軽に実現できる。何しろ金は 1円もかからないのだから。それに私は「水からの伝言」みたいに「タイヤからの伝言」なんて本を出して儲けようって気はさらさらないので、妙なツッコミは無用である。

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哲学・精神世界」カテゴリの記事

コメント

今日負けたらどうしよう、4連敗になってしまう、今日負けたら5連敗になってしまうって気持ちで試合してたら、何と13連敗の巨人と似てますね。
一方連勝中のチームは途中まで負けてても逆転勝ちしてしまう。

気持の持ちようで結果が大きく違ってしまうというのは、私も経験したことがあります。なぜなのか分かりませんが。

投稿: ハマッコー | 2017年6月12日 20:11

「タイヤからの伝言」はちょっと読んでみたいです(笑)

投稿: 無名 | 2017年6月13日 01:52

ハマッコー さん:

「萎縮する」 ってことは、「過度に緊張する」 ことと同じ悪影響がありますね。そもそも、両者の区別って曖昧でわからないし。

投稿: tak | 2017年6月13日 08:48

無名 さん:

書いても売れることはないでしょうね (^o^)

投稿: tak | 2017年6月13日 08:49

私はいつも自転車を足としていますが、ここ数年パンクはしないですね。金属片が落ちているような道(どんな道だよ)は避けるのはもちろん、なるべくタイヤにやさしく乗るようにしていますし、帰ってきたら「今日もご苦労様(と口には出しませんがw)」とタイヤに異常がないか触診して調べます。
もしかしてtak先生のようなベテランドライバーの場合、過去にパンクした状況を脳内データベースに自動的に記録して、以後自動的に(無意識に)その状況を回避する高度なバックアップ機能が完璧に作動しているのではないでしょうか。よく知らんけど(おいおい)。

投稿: 萩原みずねっちーに | 2017年6月13日 16:08

萩原みずねっちーに さん:

過去のデータベースが脳内にあるというのは、かなり当たっているかもしれません。脳内に残っているのと共通した状況では、自然に慎重になりますよね。

投稿: tak | 2017年6月13日 17:26

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