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2017年6月18日

茨城県の「男余り率」は、日本一

ちょっと古い話で恐縮だが、東洋経済 Online の昨年 11月23日付で、「ソロ男プロジェクト・リーダー/独身研究家」という不思議な肩書きの荒川和久さんという人が、"茨城県が 1位! 「ニッポン男余り現象」の正体 47都道府県「男余りランキング」 一挙公開" という記事を書いている。

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上の "都道府県別 「男余り MAP (20代〜30代)」 という地図は、荒川さんが作成したもので、一見して、フォッサマグナの東側の男余り率が高いように見える。とくに私の住む茨城県の 20〜30代の男余り率は 17.1%で、日本最高となっており、下位 3県 (鹿児島県 1.0%、福岡県 2.9%、奈良県 3.3%) とは、かなり極端な差がある。

茨城県というところは確かに、周囲を見渡しても独身男がやたら多い気がする。さらに私の生まれた山形県の男余り率も、10位に入る 14.1%だ。私は東京で暮らしている間に結婚し、住宅の安い茨城県に移転してきたのだが、山形県から直接茨城県に来ていたら、結婚できたかどうか、知れたものではないという気がしてきた。

荒川さんは、こうした男余りの原因の 1つに「再婚の際のマッチングに男女差があること」を挙げている。離婚して再婚する際には、男性が初婚の女性を選ぶ傾向が強いらしいのだ。再婚男と初婚女のマッチングが多いのは、「時間差一夫多妻制」のようなものと言っている。

なるほど、それでアグレッシブな男は初婚の女性を相手に結婚を繰り返し、ちょっと奥手っぽいおとなしめの男はいつまでも独身ということになるわけだ。これは私の周囲を見たところの印象とかなり一致する。

念のため補足しておくが、「アグレッシブな男が初婚の女性を相手に結婚を繰り返す」というのは、もう一歩踏み込んでみれば、「粗野で口下手だが、積極性だけはあるというタイプの男が、初婚の女性と結婚するも、すぐに家庭内暴力などで愛想を尽かされて離婚」を繰り返すというのが多いということなんじゃなかろうか。つまり 「コミュニケーション下手なので、何度結婚しても破綻する」 ということなのだと思う。

それで愛想尽かしをした方の女性は、「もう男はこりごり」と、再婚率が低くなる。周りを見ればいい年して独身の男はいくらでもいるのだが、そうした男たちは大抵口下手なので、バツイチ女性には痛い思いをした経験則から、見向きもされない。悪循環である。

その点、関西以西の男は平均的にコミュニケーション力が高いので、初婚女性に愛想を尽かされて再婚を繰り返すということが少ないんじゃないかと想像してしまう。それで、「時間差一夫多妻制」が薄められ、マッチングが満遍なく実現しやすい。

確かに茨城県の男というのは、ちゃんとしたコミュニケーションを面倒くさがるタイプが多いような気がする。県別魅力度ランキング調査で茨城県はいつも最下位の 47位が指定席(参照)というのは、そうしたイメージの問題なんだと思ってしまうのだよね。

いくら「メロンの生産日本一」とか「偕楽園や袋田の滝など、観光資源も豊富」なんて言っても、それが魅力度アップにつながることはないのだ。こんな勘違いをしてるから、茨城県庁の「魅力度アップ」キャンペーンは功を奏さないのだろうね。

 

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コメント

男あまり率1,2,4位は県別ブランド力下位3件と見事に一致している。とても偶然とは思えない。何かありそうですね。

群馬も自然が豊かだとか温泉が豊かだとか言いますが、これが全く魅力度につながってない。歌舞伎座の真ん前にアンテナショップがありますが、ガムテープでガラスにべたべたと紙を張り付けたりして、銀座(正確には東銀座)にあるとは思えないほど穢いショップです。

これでは逆効果じゃないか、こんなショップなら出さない方はいいと、群馬県庁観光課にメールしましたが、全く改善されません。
さすがにブランド力45位は伊達じゃなかったですね。
納得しました。

ちょっと話がそれました。

投稿: ハマッコー | 2017年6月19日 21:19

ハマッコー さん:

>男あまり率1,2,4位は県別ブランド力下位3件と見事に一致している。とても偶然とは思えない。何かありそうですね。

そういえばそうですね。うむ、きっと何かある!

ガムテープべたべたのアンテナショップというのを画像検索してみましたが、なるほど、笑ってしまいました (^o^)

投稿: tak | 2017年6月20日 00:41

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