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2017年6月16日

納豆の「タレ」再考

最近は北朝鮮のミサイルだの、森友学園だの加計学園だのと、うっとうしいニュースばかりで、そんなのはなんだかこのブログで取り上げる気になれない。とくに森友、加計両学園の問題は、フツーに考えれば安倍政権のゴーマンさが問題というのは明らかなので、今さら書く気にもなれない。それで、つい身近でチマチマしたことを書く方向に振れてしまっている。

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で、今日は「納豆のタレ」問題だ。これ、5年ちょっと前にも "納豆に付いてくる「タレ」は「余計なお世話」の最たるもの" というタイトルで書いたことがあるが、その後日談である。

とにかくこの「タレ」というのは、袋を開けようとすると 10回に 8回はこぼしてしまい、下手すると服に飛ばしてシミを作ってしまう。5年前の記事では、こんなことを書いている。

昔、私の上司がビジネスホテルの朝食で納豆のタレのビニール袋を開けようとして、あっという間に自分のネクタイにぶっかけてしまったことがある。しかもその直前に、私が「注意してくださいよ。飛び散りますから」と言い、彼も「そうなんだよね、これ、注意しないとやばいんだよね」と言いつつ、やっぱりやらかしてしまったのだ。

ことほど左様にこれ、かなりやっかいな代物なのである。「アメリカだったら、きっと訴訟をおこすやつがいるぞ」と書いたら、アメリカ在住の emi さんが「間違いないです」とお墨付きのコメントをくれた。

そもそも私は、この「タレ」の濃厚な「グルタミンソーダ感」に抵抗があって、あまり好きじゃないのだが、捨てるということにそれ以上の抵抗があって、5年前にこの記事を書いた頃までは、嫌々ながら使っていた。そしていくら慣れても、10回に 5回以上は、1〜2滴テーブルにこぼしてしまっていた。

しかしこの記事を書いたことをきっかけとして、ついに 「こんな馬鹿馬鹿しいことでストレスを感じ続けるよりは、思いっきり捨ててしまおう」と決心がつき、それ以来さっさとゴミ箱に捨てて醤油で済ませるようになった。こう決めてしまってからは、朝食が想像以上にストレスフリーになったのである。

さらに最近は、スーパーでたった 1種類だけ「タレ付きでない納豆」を発見し、それを我が家御用達と決めている。これなら「タレ」を捨てることによる良心の小さな呵責からも解放される。あまりにも快適なので、世の中の納豆の少なくとも半分はタレを付けずに流通させるべきだと考えるまでになった。

しかし今回は、その「タレ付きでない納豆」がたまたま品切れだったため、仕方なく「タレ付き」を買ってきてしまった。そして、このタレをポイと捨ててしまうことによる小さなストレスを、思い出してしまったのである。

そうそう、念のために書いておくが、私は 「カラシ」 の方もいらないのだよね。

 

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コメント

醤油がない家庭はないのでそもそもタレは不要ですね。一個一円としてもこれを省略すればメーカーにとって莫大な利益をもたらす。年間数千万とかでしょう。
タレを付けなければ売れなくなるという恐怖に支配されてると思います。

投稿: ハマッコー | 2017年6月17日 03:20

こういふ調味料の小袋つて、開けにくかつたり飛び散つたりイライラしますよね。私は手で破らずにいつもハサミで切つて、しづしづとかけます。小さいくせに危険な奴ですからね(笑)。
で、納豆に添付のダシ醤油(?)ですが、私は醤油に味の素を溶かして(旨味成分多すぎやろ!)かけるような家に育つたので、化学調味料たつぷりのコレが好きなんです(化調ジヤンキイかよ!)。コクがあって旨いですね(笑)。納豆に刻みネギをこれでもかと投入し、添付のダシ醤油を一滴残さずかけてよく混ぜて頬張る。う~ん旨いつ!日本酒に最高に合います(笑)。

投稿: 萩原メメクラゲ | 2017年6月17日 19:16

ハマッコー さん:

>タレを付けなければ売れなくなるという恐怖に支配されてると思います。

私もそう思います。
実際には、タレの付いてないのを探してる私みたいな消費者もいるのに。

投稿: tak | 2017年6月18日 21:35

萩原メメクラゲ さん:

ひえー
それは私としては考えられません ^^;)

投稿: tak | 2017年6月18日 21:39

まぁ、食べ物の嗜好は人それぞれということで!(にっこり)

投稿: 萩原キクチサヨコ | 2017年6月18日 22:23

萩原キクチサヨコ さん:

そういうことにしときましょう ^^;)

投稿: tak | 2017年6月19日 02:43

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