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2017年7月10日

蓮舫代表とお友達幹事長の民進党ではなあ

民進党の今井雅人衆院議員は9日、自身のツイッターに 「都議選の大敗を受け、まずは蓮舫代表の二重国籍問題を解決することだ。戸籍も見せて、はっきり説明することから始めなければいけない」と投稿した。(参照 1参照 2

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蓮舫氏は、昨年 9月に 「過去に国籍法に定めるいずれの方法でも国籍選択をしていなかったので、改めて日本国籍を選択する手続きを取った」 と発表した。つまり、それまでは二重国籍のままだったことを認めたわけだ。

彼女はそれ以前は、「高校 3年生(18歳)で日本国籍を選択したので。二重国籍はデマ」と主張していたが、どうしてそんな誤った認識をもっていたのかという納得できる説明はまだされていない。自分自身の国籍に関して、これほどまでに曖昧な認識のままで国会議員になるという無頓着さが、私にはちょっと信じられない。

それどころか、1993年にテレビ朝日 「ステーション EYE」 のニュースキャスターに抜擢された際の紹介記事(3月 16日付朝日新聞夕刊)には、 "蓮舫さんは「在日の中国国籍の者としてアジアからの視点にこだわりたい」と話した" とある(参照)。これでは 「高校 3年生で日本国籍を選択」という説明も、口からでまかせのウソということになる。

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彼女は自分の国籍の実体について、その時々で都合のいい言い方をしてきた。ということは、曖昧にしておく方が得という認識だったのかもしれない。私は彼女がつい最近まで中国籍だったからどうこう言うわけじゃなく、「重要なアイデンティティ要素である自分の国籍について、かくまで無頓着な人を、政治家として信用していいものだろうか」と言っているのである。

法律的にも国会議員の二重国籍は禁じられているし、その法律がおかしいというのなら改正すればいいのだが、そんな話の前段階の「蓮舫的テキトーさ」には啞然としてしまう。「私はコスモポリタン」とかで済ませられる話じゃないのは、言うまでもない。

実は私は蓮舫氏に関する小さな伝聞情報をもっているが、物証がなく、しかも個人の印象に基づいた話のそのまた伝聞に過ぎないので、これまではブログに書くようなことじゃないと思っていた。しかし今回、やっぱり書いてしまおうと思う。信憑性に関しては実に曖昧な話ではあるが、たとえ作り話だったとしても、「それって、あるかもね」と思わせるだけの要素があると思う。

私が時々組んで仕事をしている A氏が 1年近く前の仕事で、高校時代に蓮舫氏と同級生だったという人と共同作業をしたと言っていた。A氏は「蓮舫さん、どんな高校生だった?」と聞いたが、彼は多くを語らず、ただ一言、苦々しげに「嘘つきでさぁ」と呟いていたというのである。

A氏は、「彼は蓮舫さんのことがあまり好きじゃなかったみたいで、詳しい話はしたがらなかったけど、『嘘つきでさぁ』の一言で、全てを語ってくれた気がした」と言っていた。なるほどね。私は普段はこんなような曖昧なうわさ話は嫌いなのだけれど、こればかりは何となく納得してしまったのだった。

民進党の今井氏は 2つの tweet に続いて「僕は蓮舫代表に本来のキレを取り戻して欲しいと願っている。それが、蓮舫代表の持ち味なのだから」とビミョーなフォローの tweet をしているが、私は蓮舫代表に「本来のキレ」なんてものを感じたことは一度もないなあ。悪いけど。

私は一時、民進党の前身の民主党に期待したことがある。日本でも二大政党制が実現できるかも知れないとまで思ったが、結局ダメだった。そして今、蓮舫代表とそのお友達の幹事長の率いる民進党では、どうにも萎えてしまうのだよね。

 

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コメント

お久しぶりです。
こちらは雨は上がりましたが大変蒸し暑いです。

安倍首相とその側近たちの行き過ぎた政権運営に国民が嫌気がさしてきたこの現状で、本来意気上がるはずの野党第一党の様子がおかしい。

相手がやりすぎの失策を繰り返している今は、派手な舌戦より堅実な実績を積む時期のように思います。
党勢を盛り返すのに彼女では無理だということを、違う言い回しで主張されているように感じました。

投稿: ちくりん | 2017年7月10日 14:36

(今の)自民党よりはなんぼかマシだとは思いますが、積極的に支持する気にはなれません……。

2009年政権交代当時の、理想論の鳩山と裏工作の小沢と論戦の菅という組み合わせはけっこう面白いなと思っていたんですけどね(それでも民主党には入れませんでしたが、期待はしていた(^^;)。

投稿: 山辺響 | 2017年7月10日 18:22

ちくりん さん:

>相手がやりすぎの失策を繰り返している今は、派手な舌戦より堅実な実績を積む時期のように思います。

その通りだと思います。しかし、今の蓮舫民進党は、それができないようです。自民党批判をしても、ほとんどブーメランになってますね。

投稿: tak | 2017年7月10日 21:23

山辺響 さん:

安倍政権に関しては、ようやく化けの皮が剥がれてきたようですね。「遅いよ!」と言いたくなりますが。

もし今、衆議院が解散総選挙になったら、どの党を支持すればいいんだろうと、うろたえてしまいます ^^;)

投稿: tak | 2017年7月10日 21:28

私の経験では、「嘘つき」は過去の「自身の発言をすっかり忘れている」ケースが多いように思います。
本人は息を吐くように嘘をついてる認識がないようです。
蓮舫氏が嘘つきだとしたら、そんなケースかもしれませんね。

投稿: ハマッコー | 2017年7月12日 02:34

ハマッコー さん:

その時々で都合のいいことを言うのは、過去の自分の発言を忘れてるからとしか思われませんね。少なくとも、過去の発言に責任を持たなければならないとは思っていない。

そんなタイプの人を政治家にしていいとは、私には到底思われません。

投稿: tak | 2017年7月12日 06:47

ちくりん さん:

すみません。コメントを見逃してレスが遅れました。

>相手がやりすぎの失策を繰り返している今は、派手な舌戦より堅実な実績を積む時期のように思います。

まさにそう思います。

それがなされていません。蓮舫代表は盛んに自民党批判をしていますが、半分以上ブーメランになってるんじゃないかという印象です。

投稿: tak | 2017年7月12日 16:30

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