「動機が正しくても……」 を身を以て示した麻生さん
「ヒトラーはいくら動機が正しくても……」発言の麻生さん、肝心の「ヒトラーの動機」なるものの説明がまったくないままに発言撤回したのは、年のせいで頭の回路がちょっとおかしくなっちゃってるんじゃあるまいか。来月は 77歳を迎えるというのだから、そのあたりが心配になったりしてしまうよね。

麻生さんは発言撤回の際に 「政治家にとって結果を出すことがすべてであることを強調する趣旨で、悪しき政治家の例としてヒトラーをあげた」と述べておられる。ふむふむ、異論はあるだろうが、じゃあまず「政治家にとって結果を出すことがすべてであることを強調する」というテーゼを、仮に「正しい」としておこう。
そしてそのテーゼを強調したいというのが、例の発言の「動機」とみられるわけだが、いくらその「動機」が正しいとしても、結果として周囲からこんなにまで責められてしまっては、まったくの逆効果だった。なにしろ 「政治家にとってのすべて」 である 「結果」 が出せなかったわけだからね。
なるほど、なるほど。麻生さんの言いたいことは、今回の事例を見てとてもよくわかった。まさに言いたかったことを、身を以て示してくれたわけだ。まったくもって「動機」が正しくても、方法論と論理展開がめちゃくちゃだと散々な結果になる。
しかし、そもそも「動機が正しくても結果が出なければダメ」なんていうのは、わざわざ言われるまでもないことで、世の中ではそれを「骨折り損のくたびれ儲け」と言う。子どもでも知っている「世間知」である。
今回の話は麻生派の研修会で持ち出されたというのだが、いくら政治家でも、こんなことをわざわざ「研修」しないとわからないってわけじゃなかろう。麻生さんのケースは、余計なことを下手すぎる言い方で言ったために、「くたびれ儲け」よりさらにひどい結果を呼ぶという馬鹿馬鹿しいことになってしまった。
麻生さん、こんな脈絡もはっきりしないくだらなすぎる話で墓穴を掘ってしまったわけで、やっぱり「頭の回路」が心配になってしまうわけなのである。繰り返すが来月は 77歳で、数え年の「喜寿」をとっくに過ぎているわけだし。そういえば最近、持ち前のユニーク発言がほとんど伝わってこなくなった。
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