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2017年9月10日

プリッツとプレッツェル

妻がどこからかタイ土産の「トムヤムクン味プリッツ」というのをもらってきた。江崎グリコ純正だが、タイ国限定発売なのだという。これをみて、「まがい物じゃないの? だって、アルファベット表記の読みが『プレッツ』になってるじゃん」と言ったら、「プリッツ」の表記は元々 "PRETZ" であって、 "PRITZ" じゃないのだという。

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というわけで、これは本当に、日本の江崎グリコ純正で、間違いなくタイ国限定発売の品物らしい。私はこの類いのスナック菓子をほとんど口にしないので、表記が正式に "PRETZ" だったとは、ちっとも知らなかった。「プリッツ」なんだから、当然 "PRITZ" だろうと思い込んでいたのである。

なんで「プリッツ」が "PRETZ" なのか、気になって調べてみると、Wikipedia に次のように書いてあった。

プリッツはプレッツェルに由来する商品名であり、「プレッツェル菓子」に分類されるが、いわゆる一般的なプレッツェル形ではなくストレートなスティックタイプである。

プリッツが「プレッツェル」に由来するものだとは、これまた、ちっとも知らなかった。念のため他のページにもあたってみたが、同様の説明ばかりだからきっと本当なのだろう。これまた念のため、プレッツェルとは下に示すようなスナック菓子で、欧米ではごく一般的なものだと思う。

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だったら素直に「プレッツ」にすればよかったのに、どうして一ひねりして「プリッツ」にしちゃったんだろう。形状はひねらずにストレートなのに。

この件についてはウェブで調べてみても、「ドイツ語由来だから、最後が "Z" なのか」なんてのはあるが、母音の読みについて疑問を呈したページはついぞ見当たらない。どう考えてもこっちの方こそ不思議なのにね。

でも、まあ、そこまではあんまり興味ないから、昨日の ”STP” 同様、どうでもいいや。どうせ雰囲気のものなんだろうし。

 

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