緊急電報の夜間受け付け廃止
このほど NTT 東日本と西日本が、緊急時の定型電報の夜間受け付けを、来年 1月をめどにやめると発表した(参照)。 緊急時の定型電報というのは、「父危篤、すぐ帰れといった文面の電報だ。
上の写真は実際の電報ではなく、演劇公演の情報(クリックするとわかる)で、本文がカタカナになっているが、実際はカナ漢字変換をして届けてくれるようになって久しい。
これまでは電話で 24時間いつでも電報を申し込めたが、来年 1月以後は午後 7時~翌午前 8時の間はできなくなるという。電話や電子メールの普及で、緊急連絡に電報を使う人が減ったためだ。なお緊急電報の夜間受付は止めるが、結婚式などに向けた「祝電」の需要はまだあるので、電報サービス自体は続けるらしい。
ただ、参照先の朝日新聞の記事は「緊急時の定型電報の夜間受け付けを来年 1月をめどにやめると発表した」という文面になっていて、ちょっとややこしい。私はテキスト情報を文字通りに解釈する 「アスペルガー 1歩手前」 の人なので、「だったら、『緊急時の定型電報』以外の夜間受け付けは継続してくれるの?」と言いたくなるところだが、まあ、結婚式の祝電を夜中に申し込む人もいないだろうから、そういう意味じゃないのだろうね。
緊急電報の夜中の受付をしてくれなくなっても、今はケータイが普及しているから、それほどの不都合は生じないのだろう。
その昔、1964年 6月の新潟地震の時、私の実家のある山形県庄内地方も死者が 1人出るほど揺れたので、当時北海道に単身赴任していた父から「ブジカ、シラセヨ」という電報が来たのを、子供心に覚えている。これが、私の記憶にある祝電以外の唯一の電報である。そして我が家に電話が導入されたのは、その翌年だった。
ちなみに参照先の記事によると、「2016年度の利用数 717万通のうち、緊急電報は 1%未満」なのだそうだ。ということは、年間約 7万通ぐらいはあったわけだ。私個人としては FAX ですらこの 2年以上使ったことがないので、この春に取り外した(参照)というのに、緊急電報がまだそんなに生きているとは驚きである。
ちなみに、宝くじの 1等賞より、緊急電報の数の方がずっと多いというのだから、宝くじがいかに当たらないものか、わかろうというものだ (参照)。
【2022年 3月 19日 追記】
この記事は「緊急時の定型電報」の「夜間受け付け廃止」に関するものだが、さらに 23年 1月からは「定型電報そのもの」を廃止することになったようだ。(参照)
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コメント
最後にそのサゲを持ってこられた!
恐れ入りました。
会社員時代(現在も近いものですが工場のオッサンです)の電報騒ぎ。
「弔電打ったら、請求が一万円近く!」
なんかオペレーターさんに言われるままにお願いしたら、後日の請求がエライことになってました…。
今でも決して否定しません(できません!)が、世間知らずは困ったものです。
投稿: 乙痴庵 | 2017年9月25日 22:42
連投ごめんなさい。
途中の文で訂正です。
会社員時代(現在も近いものですが工場のオッサンです)の電報騒ぎ。
会社員時代(現在もそれに近い分類ですが、それとは別物の工場のオッサンです)
この様に読み替えをお願いします。(恐縮至極)
投稿: 乙痴庵 | 2017年9月25日 22:51
外注のスタッフと連絡が取れないときとかにボスがときどき使っています(緊急定型ではありませんが)。
投稿: 山辺響 | 2017年9月26日 10:08
乙痴庵 さん:
確かに、夜中の緊急電報(定型) って、やたら高いと聞いたことがありますが、本当だったんですね。
勤め人時代は、ごくフツーに祝電や弔電を FAX で申し込んでましたが、それでも、「ちょっと高けえなあ」 と思ってました。
投稿: tak | 2017年9月26日 18:11
山辺響 さん:
電報なら確実に連絡が取れるってのも、すごいなあと思いました。ちょっと驚き (^o^)
投稿: tak | 2017年9月26日 18:15
いや、電報なら確実に連絡が取れるというより、外注スタッフに連絡が取れないときというのは、たいてい向こうが締切オーバーしていて電話やメールでの催促から逃げている場合なんですが、電報という手段が昨今ではあまりにレアなので、ビビって連絡してくる、という(笑)
投稿: 山辺響 | 2017年9月28日 17:34
山辺響 さん:
それは、これまで知らなかった世界です。なるほど (^o^)
投稿: tak | 2017年9月29日 00:23