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2017年9月14日

今年の 8月の天気は、散々だったのだ

下の写真は、我が家の太陽光発電の、今年 8月の記録だ。オレンジ色の線が発電量の推移で、ブルーの線が消費量の推移。オレンジ色で塗りつぶされている日は発電量が消費量を上回り(つまり「黒字」)、ブルーで塗りつぶされていれば消費量が上回っている(つまり「赤字」)ことを示す。

170914

我が家は一昨年の 4月に太陽光発電パネルを設置したので、それ以来、夏を 3回経験したことになる。経験からして最も効率よく発電してくれるのは、日照時間が長く、気温も高すぎない (高すぎると発電効率が落ちるらしい) 5月で、過去 2年間は、7月、8月がそれに次ぐ実績を上げていた。

ところが今年の 8月の関東の天気はぐずつきっぱなしで、ご覧の通り、ブルーの部分が多かった。とくに月の中頃はひどいもので、天気が悪いためにエアコンもあまり使わなかったので、ブルーの部分がそれほど目立たずに済んでいるが、発電量に注目すれば惨憺たる結果である。

月間の数字は、発電量が 248.2 kWh で、消費量の 236.0 kWh を辛うじて上回り、黒字を確保できた。しかし一昨年の 8月の発電量は 282.9 kWh、去年の 8月なんて 305.9 kWh で、余裕の黒字だったのである。

それどころか、248.2 kW という数字は、今年 1月、2月の発電量の、273.3 kWh、279.7 kWh という数字をも大きく下回る。真夏の太陽光発電量が、真冬のそれに遠く及ばなかったのだから、今年の 8月はとんでもない月だったとわかる。

それでなくても、最近は台風の進路がちょっと変わって来ていて、南海上からやってきたのが、強い勢力のままいきなり関東や東北、それどころか北海道に上陸するというのが増えてきている。米国でも超大型ハリケーンが相次いで上陸するし、これまでの気象の常識がかかりにくくなっている。

ここ 20年ぐらいでこんなに大きな変化を見せているのだから、これから 20年はもっと大変なことになるだろう。気象災害にいかに備えるかが大きな問題になってきている。

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コメント

「日本一暑かった街」の当地は、今シーズンの最高気温36.5度止まりでしたね。

ウチも太陽光パネルをつけていますが、11年目にして故障しました。
パワーユニットの回路に不具合が出たらしく、のべ1週間ほど稼働せずでした。

元の10年保証が5年延長となっていたので、何も支払うことなく済みましたが、日照不足の今シーズンには大きな痛手でした。
毎年夏は大勝ちなんですが、トントンに近い勝ちだったんで、まぁ良しとしておくか、と言うところです。


次は蓄電池をつけてみようと、画策中です。

投稿: 乙痴庵 | 2017年9月16日 10:33

乙痴庵 さん:

ずいぶん早い段階でつけられたんですね。

蓄電池を導入すると、日が沈んでも自前の電気で行けるので、気分がいいですね。知り合いでも設置している人がいますが、今はずいぶんコンパクトなので、びっくりしました。

投稿: tak | 2017年9月16日 12:41

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