もっともらしい体裁だが、要するに広告
先日届いたマールマガジンに 「スマホ上級者なら入れてて当たり前。定番アプリランキング TOP 10」 というのがあったので、それほど定番というなら、自分はそのうちいくつインストールしてあるだろうと、ちょっとだけ興味があったので行ってみた。「今日のスマホ情報」というページである。
自分は少なくとも初心者なんかじゃないと意識しているから、「上級者なら入れてて当たり前」という 10個のうち、少なくとも 2〜3個ぐらいはインストールしてあるだろうと、そこはかとなく思っていた。さらに、他にもいいアプリがあれば入れてみてもいいかなという気もしていたのである。
ところが行ってみると、私はその 10個のうちの 1つもインストールしていない。それらの 10個をここでつぶさに挙げようとは思わないが、「そんなの、インストールしても使わないだろう」というのが 5個と、「同じようなことができる別のアプリを、既に使ってるし」というのが 5個で、要するに、「そんなの要らない」 というものばかりである。
「なんじゃ、こりゃ?」と思いつつよく見ると、そのページの上の方には "Sponsored" という表示がある。なんだ、広告じゃないか。こういうの、その世界では「記事広告」なんていう。客観記事のような体裁を取りつつ、実は広告なのだ。世の中にはこの手のものが多いんだよなあ。
こうした記事広告は、「そんなの要らない」と見極めがつく上級者にはあまり効果がないが、「上級者になりたい」と思っている層にはある程度の訴求効果があるのだろう。ただ、このページに行ってみて、「これ、いいかも」と思っていくつかインストールしても、申し訳ないけど、あんまり使わないんじゃないかなあ。
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