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2017年9月30日

「リベラル」ってどの辺のところなのか

HUFFPOST に "小池知事に「排除」を宣告された、民進党リベラル派の憂鬱" という記事がある。私は今月 28日の記事で "リベラル保守のまともな政党が出現してくれれば嬉しいと、ずっと思ってきたのだが、私の長年の「希望」が叶えられるだろうか?" (参照) と書いたのだが、この「リベラル」という言葉の指し示すところの理念が、かなり曖昧という問題があると思う。

170930

「リベラル」という言葉、使う人によってその意味がかなり違うみたいなのである。例えば小池さんの主導する「希望の党」は、私のイメージでは結構「リベラル」と言っていいような気がするのだが、冒頭に紹介した HUFFPOST の記事は、小池さんは「民進党内のリベラル派を排除する方向」と捉えているようで、次のように報じている。

"踏み絵" を迫られ、出馬のキャスティングボードを小池知事側に完全に握られた民進党。特に「護憲」などを掲げてきたリベラル派の間には動揺が広がっている。

この辺りの言い方、「護憲」さえ掲げればリベラルなのかと、私としてはモヤモヤしてしまう。「キャスティングボード」(元は "casting vote" という英語なんだが)なんて怪しげな言葉を使っているところからして、当てにならない気がしてしまうのだよね。

例えば、米国では民主党がリベラル派の代表扱いになっているが、確かに安倍政権ほど右じゃないとはいえ、日本の中道派よりはずっと右寄りである。で、私の感覚からすると、小池さんが「排除」するとしているのは「リベラル派」ではなく「左派」じゃないかと思うのだよね。辻元さんなんか、十分に「左派」である。

要するに、どの辺が「リベラル」なのかは、人によって捉え方が違うみたいなのだ。このあたりのところも、今回の選挙で少しは整理がつくとありがたいのだが、やっぱり「人による」という混乱状態がしばらく続くんだろうなあ。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

何か、関東圏?東日本?だけで盛り上がってて、私の居る西日本ではな~~~んの情報も入ってこないし、誰が出馬するかの情報も入って来てないです。
まぁ、ゴッドファーザー的な彼は当選するんだろうなぁ~。
地元力が強いですから…

にしても、小池さんの民進党イジメが今は面白いですね~まさにSNS的な感じで(苦笑)。

投稿: Senna | 2017年10月 1日 19:40

Senna さん:

へえ、これって 「全国ニュース」 扱いじゃないところがあるんですかね。驚きました。

もっとも、「誰が出馬するのか」 なんていう情報は、関東でも入って来てませんけどね。

投稿: tak | 2017年10月 1日 20:24

最近、リベラルはアクセル、保守はブレーキだと思っています。たとえばリベラルは平和主義を唱えますが、保守は「そうは言っても周囲の国は武装しているし、ある程度の備えは必要でしょ」と言う。リベラルは選択的夫婦別姓を唱えますが、保守は「そうは言っても現に定着している家族の仕組みも大事でしょ」と言う。

その意味で、リベラル保守、保守リベラルというのは、アクセル・ブレーキ双方が備わっているわけで、比率にもよりますが、一番健全なのかなと。

で、「アクセルを踏む」「ブレーキをかける」というのは、基本的には「前に進む」ためのものですから、55対45くらいの感じでリベラル優位の方が、進歩があるのではないかと(あまり比率が開くと速度が上がりすぎて事故を起こす恐れがある(^^;)

安倍や小池百合子はリバースギアなので却下(笑) しかもギアがリバースに入っているのに前進しているつもりでアクセルを踏んじゃって、けっこうな速度でバックするから危なくてしかたがない。

投稿: 山辺響 | 2017年10月 3日 09:57

山辺響 さん:

個人的には、立憲民主党ってのに惹かれちゃいますが、茨城の選挙区にまで候補者を擁立する力があるかどうか、ちょっと悲観的です。

安倍政権を停めるとなると、現実的な選択肢は 「希望」 しかないのかなあと、ちょっと鬱々としています。

投稿: tak | 2017年10月 3日 15:52

枝野の記者会見からは「ああ、これが穏健なリベラルというものなんだろうな」という印象を受けました。私の選挙区で出る予定だった民進の候補者(共産とは調整済みらしい)は、早々に「希望の党には合流しない」と表明し、その後立憲民主党への合流を決めたようなので、とりあえず私は投票先に恵まれそうです(^^)

自民党が負けすぎない程度に負けて(つまり希望の党がデカい顔しない程度に)、安倍に代わって「まともな保守」が自民党内から台頭してくれるのが一番いいような気がします。

投稿: 山辺響 | 2017年10月 3日 17:25

山辺響 さん:

まさにそうなってくれればいいなあと思いますね。

投稿: tak | 2017年10月 3日 20:14

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