父の七回忌
父の七回忌のために、一泊二日という強行軍の帰省をし、たった今戻ってきたところである。山形県はほんの時々霧雨が舞ったが、その合間に青空ものぞいたので、まあ、まずまずの天気だった。写真は奥羽山脈を越える山形自動車道の風景である。
父の兄弟は既に全員あの世の人となり、妹 2人(つまり私の叔母)がまだ生きているが、体はガタガタで法事に出席できるような状態ではない。仕方がないので、私と妹の二家族のみで執り行った。さらにお寺の和尚さんも 80歳を過ぎて、4ヶ月の入院から生還したばかりというので、田舎はもう、年寄りばかりの世界である。
再来年は母の十三回忌となる。わずか 2年後とはいえ、田舎の状況はどんなことになっているだろうか。まさに諸行無常である。
昨日と今日、合計 14時間のクルマの運転で疲れたので、これでおしまい。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- くるまったまま腕を出してスマホを眺められる毛布(2024.10.06)
- 「カフェでお仕事」・・・ ムチャクチャな長居は禁物(2024.09.26)
- 乗務員の水分補給にクレームを入れるやつ(2024.09.21)
- エアコンって、もはや「必需品」なのだね(2024.09.05)
- 日本人の「酒離れ」を、ちょっとだけ深読み(2024.08.28)
コメント
>田舎はもう、年寄りばかりの世界である。
本当にその通りで、私の母親は99歳で亡くなったので、先に逝った人が多くて葬式も参列者は少なく、法事もささやかなものでした。聞こえてくるのは誰それが亡くなったという話ばかりです。隣組の平均年齢は75歳くらいかなあ。子供を見かけることがまずない。日本はどうなってしまうのだろう。
投稿: ハマッコー | 2017年10月16日 01:19
法事ではなく、葬儀の話ですが、私の祖父が亡くなった時は、祖父がその村の唯一の医者であった為、ほぼ村中の方がお焼香に来て下さりました。
大変有難いことで、祖父の人となりを伺い知る事が出来ました。
が、あまりにも多くの方が参られるので、葬儀が長い長い!。終わった後には親族全員脚が痺れて、お寺の中でのたうち回ったのを思い出します。
切なくも、可笑しい思い出です。
投稿: Senna | 2017年10月16日 07:43
ハマッコー さん:
本当に、実家の近所も15〜6年ぐらい前までは老夫婦と若夫婦と子どもという三世代家族が多かったのに、今は超老夫婦と老夫婦だけです。子どもの世代は都会に出ちゃってますから。
超老夫婦もそのうちあの世でしょうから、残されるのは、「超」 の字がつきかけた老夫婦だけということですね。
本当に田舎は年寄りだけです。
投稿: tak | 2017年10月16日 10:22
Senna さん:
ああ、なんだかいいお話だなあ。
とはいえ、当事者たちにとっては脚のしびれがハンパじゃなかったでしょうね。ご苦労様でした (^o^)
今の葬儀は葬儀場で椅子席というのはほとんどなので、楽と言えば楽、しかしどれも皆同じで、違うのは宗派によるお経の違いのみですが、フツーの人にはそんな違いはさっぱりわかりませんからね。
投稿: tak | 2017年10月16日 10:26