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2017年10月 4日

「希望の党」への複雑な思いを振り切る

来たる衆院選には、私は一言では言えないごちゃごちゃした思いを抱いていた。まず先月 17日の "「自分の都合解散」と名付けたい" という記事でも書いているように、安倍内閣の仕掛けた今回の衆院解散には腹が立っていたのである。「よくまあ、そんなに勝手なことができるものだ」と思っていた。

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ところがそのうちに小池さんが「希望の党」なんてのを立ち上げたものだから、急に「へえ、おもしろくなっちゃったんじゃないの?」という気になった(参照)。自民党にしてみれば、「とんでもないブーメランが返ってきてしまった」と思っただろう。

ただし私としては、小池さんのやり方にはかなり複雑な印象をもっている。まず、手垢の付いた古い政治手法に対してアンチを突きつけている点に関しては、かなり評価してきた。それについては、今年 7月の "都議選は「団塊の世代の尻尾」の勝利" という記事で率直に書いている。

ただし小池さんの政治信条そのものに関しては、決して賛成しているわけではない。昨年の都議選直後の "「団塊の世代の尻尾」の都知事が生まれることについて" という記事で「彼女の具体的政策に関しては、必ずしも賛同しないのだが、旧世代の価値感に一撃を加えるという点では、ちょっと期待している」と書いているように、我ながら少々 "モニョモニョ" になってしまうのである。

そんなわけで、8月 14日の "「ちょっとデキる女」の話し方スタイル" という記事で、次のように書いている。

私は小池都知事という人に関して「団塊の世代以前の価値感とスタイルを壊してくれること」を期待しつつも、「この人、やることにそつがないよね。そつがなさ過ぎて可愛くないところもあるけど」と、ちょっと警戒もしている。

言ってしまえば、「旧来の枠組みを無力化する道を開いてくれさえすれば、そこから先は誰かに代わってもらう方がいい」というのが本音だ。というわけで、これから始まる衆院選に関しては、「希望の党にはそこそこ頑張ってもらって、安倍政権を停めてくれさえすれば、それでいい」みたいに考えていた。我ながらちょっとズルいスタンスではあるが。

ところがそうこうしているうちに、枝野さんが「立憲民主党」を立ち上げてくれた。これ、安倍自民は論外として、「希望の党」よりもずっとしっくりくる。「ズルいスタンス」で「希望の党」に投票するしかないかなあと思っていたのだが、個人的にはおかげで複雑な思いを振り切ることができた。

細かいことを言い出せばキリがない(例えば辻元さんは要らないし)が、次はこれで行こうと思っている。しかし問題は、ウチの選挙区に立憲民主党が候補者を立ててくれるかどうかだ。もし候補者がいなかったら、小選挙区は希望の党、比例区は立憲民主党なんて、ますますズルい投票をすることになるのかなあ。まだわからんけど。

いずれにしても、6年半前みたいに「枝野、いいから寝ろ!」なんて言わない。

 

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コメント

>例えば辻元さんは要らないし

私のところは、その辻元さんと維新の松浪健太(松浪健四郎の甥)と自民党の三つ巴です。
いつも激戦で勝敗が入れ替わりますが惜敗率で残りの二人も復活しています。
今回も前職三人が立候補していますが、確か前回の小選挙区は辻元氏だったはず(笑)


投稿: ちくりん | 2017年10月 5日 16:08

ちくりん さん:

なかなか激戦区ですね (^o^)

ウチはいつもあまり波風の立たない選挙区でして、あまりおもしろみはありません。

投稿: tak | 2017年10月 5日 19:54

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