都道府県魅力度ランキングで、山形県は東北最低らしい
先月 11日付で "茨城県が 5年連続で 「魅力度ワースト」 の指定席に" という記事を書いたが、よく調べてみると、私の生まれた山形県は、東北 6県の中で魅力度最低なのだそうだ。産経新聞が今月 13日付の記事でしっかり伝えてくれている(参照)。
例の「都道府県魅力度ランキング」というのは、東京の民間調査会社の「ブランド総合研究所」というところがまとめているものらしいのだが、この調査の結果は、東北では宮城県の 13位が最高で、以下は青森県 17位、秋田県 24位、岩手県、福島県がともに 34位。そして山形は 38位だったらしい。
要するに、私が現在居住する茨城県は魅力度が国内最低で、生まれ育った山形県は東北で最低なのだ。つくづくアピール度の低い地域に縁があるみたいなのである。
もっとも山形県といえども、ずっとこんなに評価が低かったわけでもないらしく、この調査が始まった 平成 21年には 24位で、岩手県や福島県よりは上位だったようだ。ところがこの 8年の間に徐々に低落傾向を示し、昨年は 37位、今年は 38位となってしまったという。
山形県以外の東北 5県は、それなりに観光誘致などのプロジェクトを強化しているが、山形県では吉村美栄子知事が「このランキングを知らなかった」というのだから、まあ、呑気なことである。「きてけろくん」というゆるキャラを作って、少しはアピールしているつもりらしいが、ほとんど知られていない。
しかし、まあ、山形県出身の私としては、それでいいんじゃないかと思う。妙におかしなことをして観光客を呼び集めるより、自然体でのんびりやっていくのが、山形県らしい。こんな調査で上を狙うより、悠々と下位に甘んじている方が精神衛生にいいんじゃないかとまで思っている。
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