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2017年11月20日

私は 「がん家系」 には属していないみたいなので

"「がん家系」 に属するかどうか、判別する 3つのポイント" という記事がある。それによると、がんになる要因は「老化により DNA に傷がつく加齢要因と、親から原因遺伝子の変異を受け継ぐ遺伝要因」の 2つが主なものだという。

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私の父と父方の伯父・伯父は 4人のうち 3人が肺がん、1人が 舌がんで死んだし、母方の伯父 2人も胃がんで死んだ。 だから私は「自分はがんになる遺伝子を受け継いでいる」と信じて生きてきたのである。

ところが舌がんについては定かではないが、肺がんと胃がんは、肝がんとともに、遺伝リスクが小さいとされていて、喫煙とアルコールという生活習慣の要因が大きいんだそうだ。そういえば、父方の 3人はかなりタバコ好きで、母方の 2人は大酒飲みだったからなあ。

そうなると、私の「がん家系」のリスクは小さい。とくに私はこの 40年以上、タバコは 1本も吸ってないし、最近は酒もあまり飲まないから、肺がんにも胃がんにもなりにくいだろう。

私は今日の今日まで「肺がんか胃がんで、あっさり死ねるだろう」と思っていたのだが、どっこい、そうは問屋が卸してくれないようなのだ。別の死に方も想定しておかなければならない。ちなみに遺伝要因の強いのは、大腸がんなんだそうだが、身内には大腸がんになった者は 1人もいない。

私は生きるのも死ぬのも苦にならない。死ぬならいつでも OK と思っている。面倒なのは、死に至るまでの闘病プロセスだ。だから病に伏せている期間はできるだけ短くして、あっさり死にたい。ところが、胃がんにも肺がんにもなりにくそうだとなると、その他の死に方があまり現実味を持って想定されないので困っている。

何しろ 65歳の前期高齢者になっても、ブログの更新を 13年以上 1日も休まずに済むほど丈夫で健康なので、この分だといつまで生きるか知れたものではないのである。生き続けるのは苦にはならないとはいうものの、ある程度のところまで行ってしまったら、きっと面倒くさくなるだろう。

そのあたりの折り合いをどう付けて行くかが、高齢者の仲間入りをした人間にとっての重要課題になるだろうという気がする。

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