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2017年11月16日

仕事用名刺から固定電話番号を外した

私はいつまでもぐだぐだとフリーランスとして仕事をしていて、一応自宅をオフィスとして使っているのだが、このほど自分の名刺から固定電話番号を削除して、住所の他はケータイ番号とメルアドだけにした。

171116

ちょっと前までは FAX 兼用電話を使っていて、名詞にも "TEL & FAX" としてその番号を表示していたのだが、最近 FAX を取り外して小さな固定電話だけにしたので、この表示自体が具合悪いものになっていることに気付いたのである。(参照

で、「& FAX」の文字を削除するだけに留まらず、「いっそのこと、まるごと消しちゃえ!」とばかりに、「電話はケータイに一本化」ということにしたわけだ。電話で伝わりにくい面倒くさい話は、FAX ではなくメールでお願いすることになる。

「FAX がないと、不便だろう」と言われることがまだあるが、そんなことはない。大抵のことはメールで事足りるから、事実この 2年以上 FAX なんて使ったことがない。今どき仕事上で 「FAX でないと困る」なんて言い出すような相手は、とても安心して付き合えないし、インターネットの使えない個人相手だったらとくに急ぐこともないから郵送すればいい。

3年ぐらい前までは、両親の世代の親戚が固定電話にかけてきていたが、彼らのほとんどは既にあの世に行ってしまい、その子どもの世代は大抵ケータイで連絡を取り合っている。フリーランスの身としては、仕事上の通話もほぼ 100%ケータイだし、固定電話を使うことはほとんどない。

時々固定電話にかかってくるのは、99.9% がアヤシい営業電話か選挙の投票依頼なので、最近は出ないことにしている。大事な仕事の話なら、初めからケータイにかかってくるので、それで全然不都合はない。

じゃあどうして何時までも固定電話回線をもっているのかといえば、インターネット回線とセットで契約してしまってあるので、いつまでもそのままになっているだけだ。そのうち取り外してしまうことになるかもしれない。

【12月 2日 追記】

とりあえず、我が家の固定電話の呼出音のボリュームを「ゼロ」にした。つまり、電話がかかってきても何も聞こえない「消音」設定にしたのである。

固定電話にかかってきても出ないことにして久しいが、留守電を聞いてもまともな着信は 1件もない。ということは、呼出音なんかが鳴る設定にしていたらうるさいだけで、「消音」にしてもまったく不都合はない。

本当に、そのうち固定電話は外すことになるだろうと思う。

 

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コメント

固定電話の契約数は二千万件ほどで最盛期の三割のようで、固定電話はすっかり邪魔者扱いですね。

 私の場合、常時留守電に設定してあるので本当に用事のある人のみが留守電に要件を入れてきます。在宅時には名前が表示されない着信には出ません。着歴を調べるとほとんどが不用品買い取り業者ですね。有効な電話は月に一件もありません。

昔がんばって電話を引いた時の誇らしい気持ち、着信ベル音に感動したことなどが思い起こされます。懐かしい思い出でになってしまいました。

いまだに解約できない私は合理的思考のできない人物とみなされても反論できませんね。

投稿: ハマッコー | 2017年11月16日 22:24

固定電話、本当に不要になりましたね。
私もやめたいと常々思っているのですが、金融機関などが未だに固定電話とFAXでの通信を要求してくるので、取るに取れず…

それ以外にかかってくる電話は、ほぼ間違いなく迷惑営業電話なので、本当に困っています。
誰か、あの営業電話を禁止する法案でも出してくれないかしら…と、選挙のたびに思っております。

投稿: もりけん | 2017年11月17日 02:44

ハマッコー さん:

本当に 「固定電話の着信には出ない」 というのが正解になってしまいましたね。FAX を使いさえしなければ、本当に無用の長物です。契約件数は今後、ますます減ってしまうでしょう。

投稿: tak | 2017年11月17日 19:04

もりけん さん:

固定電話が、こんなにも厄介者になってしまおうとは、ちょっと前までは思いませんでしたね。我が家も、上記のハマッコーさんに倣って、常時留守電設定にしました。

投稿: tak | 2017年11月17日 19:07

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