「地球温暖化」というより「極端化」という印象
今月になってから、比較的いい天気が続いて、我が家の太陽光発電が順調に働いてくれている。先月に比べるとありがたい限りである。下の写真の左上が今月 12日までの推移、右下が先月の実績だ。これを見ると、先月は 11日以後の天気が思わしくなく、とくに 25日までの 2週間の発電実績は惨憺たるものだった。
グラフのオレンジ色は発電量が消費量を上回っていることを示し、水色はその逆を示す。先月半ばは水色基調で、13〜16日と、21〜22日なんて、遅くやってきた台風 21号と 22号の影響で、ほとんどまともに発電していないことがわかる。その後も晴れが続いていない。天気が悪いと洗濯物を乾かすのに乾燥機を使うので、電力使用が増えてマイナスが拡大してしまう。
ところが月末の 30日から 11月にかけては一変して、晴れ基調が続いているのがわかる。こうして太陽光発電のモニターをチェックするだけで、近頃の天気はかなり極端な傾向に振れていると読み取れる。
10月から 11月にかけての季節は、ちょっと前までなら 1年で最も過ごしやすい季節だった。台風シーズンは過ぎて、暑くもなく寒くもなく、夏の疲れを取るのに絶好の季節だったのである。ところが最近は、9月末まで暑い夏が続き、10月の声を聞くと、夏と初冬が交互に繰り返されるので、かえって疲れる。
今年の 10月初めなんてやたらと寒い日が続いて、「いきなり冬が来ちゃった気がするね」なんて言っていたのに、急に思い出したように 2週続けて週末台風が荒れ狂い、南の暖かい空気をまき散らした。それが一段落すると、また寒気が吹き降ろしてきて、私は 11月初めは北海道に出張していたので、雪道の運転をする羽目になった。
関東も今週末には冬の寒さになるらしく、最近は心地良い秋の季節感を感じる日数が本当に減っている。「地球温暖化」 なんていうから紛らわしいが、実は 「極端化」 なんだという思いが、年ごとに強まっている。
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