ビットコインって、要するにどういうものなのか
基本的にゼニカネの問題には全く疎くて、金儲けには縁遠い世界で暮らしている。恥ずかしながら、2年ぐらい前までは、「ビットコイン」 というのは Suica や T カードの一種と思っていたほどで、まったくのもの知らずである。
今はさすがに、ビットコインは Suica じゃないとはわかったが、「じゃあ、何なんだ」と言われてもまともな説明はできない。この分野のことなら、小学生でも私より詳しいのがいくらでもいるだろうから、私は小学生以下である。
今年初め頃、ようやく「ビットコインなんて持ってても、コンビニで買い物できるわけじゃないらしい」という辺りの理解まで辿り着いたわけなのだが、5月頃に「コンビニでビットコイン決済、国内で数十万店舗の可能性も」というニュースをみて、「へえ、コンビニで買い物もできるようになるのか」と驚いた。まあ、ビットとはいえ「コイン」なのだから、そのくらいできても不思議じゃなかろう。
この辺で、理解がちょっとだけ進んだ。つまりハつぁん熊さんでも何となくわかるような言い方をすれば、「ビットコインってのは、チャージ金額が相場で上がったり下がったりする Suica みたいなもの」 と思えば手っ取り早い。
Suica なら 5,000円をチャージすれば 5,000円の使い出が生じるわけだが、ビットコインだと、100万円で購入して、その後に相場が上がれば、120万円ぐらいの使い出になったりすることもあるってわけなのだろう。その逆に、いきなり 80万円ぐらいに下がったりすることもあるのだろうが。
要するに、「支払いもできる株みたいなもの」 と思っていれば間違いないかも知れない。ということは、株式投資には縁のない私だから、ビットコインなんてものにも同様に縁遠いままで生きていても、別に差し障りがないってことだ。
最近はコンビニでの買い物を iPhone の Suica アプリで決済できて、財布の中が小銭ジャラジャラにならずに済むのが、天国みたいに便利でありがたいと思っている私にとって、ビットコインに関しては、ここまでわかりさえすれば十分というものである。
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コメント
まぁコンビニで外貨が使えるようになるようなものだと考えておけばいいのでは(電子マネーだけですが)。ドルやユーロが外為相場の変動に合わせて対物での価値が変わるように、ビットコインも価値が変動する、と。
投稿: 山辺響 | 2017年12月25日 10:05
山辺響 さん:
となると、手持ちの日本円を外貨に換えて、それをコンビニで使っちゃおうという、一見ばからしい話になっちゃうんですね ^^;)
投稿: tak | 2017年12月25日 21:25