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2017年12月29日

年賀状印刷が終わった

一昨日の段階で「年賀状がまだできていない」という記事を書いたが、今日、ようやく 100枚弱の印刷を完了した。空白部分に 1枚ずつ「手書きの一言」を添え、明日投函する。元旦には届かないかもしれないが、2日か 3日には届くだろう。

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最近毎年思うのだが、インクジェット・プリンターの性能が上がったのが本当にありがたい。印刷のきれいさも所要時間も、昔と比べたら段違いだ。宛先リストはほとんど完備しているから、デザインさえできてしまえば、あとは一気呵成だ。

今日も裏表の印刷が、40分ぐらいで完了した。昔は半日かかっていたものだし、そのもっと前、PC とインクジェットプリンターの組み合わせではなく、「インクリボン」なんてものを使った熱転写式プリンター一体型のワープロ専用機の時代は、1日がかりだった。

私が初めて富士通のワープロ専用機 ”OASYS” を買ったのは、多分 1985年頃だったと思う。32年も前のことだ。その前は、宛名は手書き、文面は「プリントゴッコ」なるもので印刷していた。これ、簡易謄写版みたいなもので、印刷面が乾くまで時間がかかったから、部屋中に並べて乾燥させながら、ほぼ 2日がかりだった。だからワープロで宛名が自動印刷できるようになっただけでも天国みたいな気がした。

ただ、細いインクリボンを使った熱転写印刷だから、「ジーコンジーコン」と音を立てながら 1枚の宛名印刷が終わるまで、確実に 1分ぐらいかかっていた。葉書も 1度に 10枚ぐらいしかセットできないから、やたらと手間がかかる。そして、画像の印刷なんてさらに面倒だから、相変わらず文面はプリントゴッコという時代が数年続いた。

その後、Windows PC の時代となり、宛名印刷のソフトも少しはまともなのが登場した。さらに文面の画像印刷も使い物になってきて、年賀状作成はようやく気の遠くなるような作業ではなくなった。とはいえ、インクジェット・プリンターの印刷速度がそれほど速くなかったから、やはり半日仕事だったのである。

だから、裏表の印刷が 30分で終わるなんていうのは夢みたいなものなのである。印刷しながら妻と、「最近の年賀状印刷は、楽だよね。あっという間だね」なんて話していた。しかも我が家のインクジェット・プリンターは 5年ほど前のモデルだから、最新モデルだったらもっと短時間で終わるだろう。

フロッピー・ディスクというものを知らない若い世代は、年賀状の印刷が 1日仕事(その前は 2日仕事)だったなんて信じられないだろうと思う。

 

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コメント

一枚印刷するのに五秒くらいですかね。それはいいのですが、滅多に使わないのに毎日一定時間が来るとキコキコ音がしてインクを消費する。インクがなくなると当然買わなくてはならず、各色セットがサードパーティー品でも2500円位はする。

タンクの中のインクを印刷に使うのは多分5%くらいで、残りはキコキコで消費されてしまう。敵の戦略に嵌められているのにどうにも抵抗できないのが悲しい。

投稿: ハマッコー | 2017年12月31日 00:29

特急仕上げ、ウチも30日に投函完了です。

しかしまあなんですね。
52円で全国どこでもハガキを配達するシステム。ありがたいことです。

年賀以外は62円ですからね!

投稿: 乙痴庵 | 2017年12月31日 08:13

ハマッコーさん:

それって、内部でクリーニングに行ってるんでしょうけど、私の機種はその頻度を設定で調節できますけどね。週イチとか、月イチとか。

お試し下さい。

投稿: tak | 2017年12月31日 14:53

乙痴庵 さん:

今はほとんど電子メールの時代ですから、人件費比率の高いものとしては、頑張ってくれてる部類に入るでしょうね。確かに。

投稿: tak | 2017年12月31日 14:54

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