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2018年1月18日

つくば市、終わったか?

最近、私の居住地の隣町であるつくば市の毀誉褒貶が激しい。都心との間を結ぶつくばエクスプレスのつくば駅前にあった西武筑波店とイオンが撤退してしまって、市の中心部が空洞化しつつある。そんな中、市民の意識調査で「科学のまち」であることに「恩恵を感じない」との回答が過半数を占めたのだそうだ(参照)。

180118

読売新聞の記事は、次のように伝えている。

科学のまちに恩恵を感じる人は、「どちらかといえばある」が 22.0%、「ある」は 14.8%で、4割に満たなかった。回答は「あまりない」が最多の 26.9%を占め、「ない」は 23.5%だった。市の中心部では「ある」と答える人が多く、周辺部では「ない」と答える人が多い傾向があった。

「まあ、そんなもんだろうね」という印象である。のほほんとした農村地帯だったところに、突如として筑波大学という大学ができて、理工系の街になった。何しろ、つくば市中心部では「石を投げれば博士に当たる」と言われるぐらいである。

とはいいながら、それはマジョリティってわけじゃなく、依然として「茨城のオッサン」がフツーに暮らす地域なのである。今は撤退してしまったが、西武筑波店は西武百貨店の中で床掃除が日本一大変な店舗だったという。農家のオッサンが長靴履いたまま来店するので、泥汚れが半端なかったのだ。

市の中心部には、石を投げれば当たるほどいる博士とその家族が大勢暮らしているので、彼らは「科学でメシを食っている」という実感が、そりゃあるだろう。しかし周辺部の人たちは「別に」ってなことになるのは当然だ。

早く言えば、住民の間に大きなギャップがあるのだ。中心部の「ハイテク感覚溢れた街並み」が、妙に浮いちゃってるのだよ。市としても「つくば市は『科学のまち』なんだから、しっかりありがたがりなさいよ」といったような意識があるみたいで、「恩恵を感じることがあるか」なんて、妙に大上段に振りかぶった設問のアンケートを実施するあたりに、それを色濃く感じてしまうよね。

元々の住民とすれば、そんな聞き方をされたら、ムッときてしまって、ことさら否定的な回答をしたくなったりもするだろうよ。このあたりの「空気感」をどうにかしないと、「つくば市、終わった」と言われちゃうのも仕方ないところかもしれない。

 

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コメント

き、きよほう…読めましぇん!(泣)(いちおう校正者ですが…泣)
まぁ、あたしが住んでる足立区なんかは、最初から「終わってる」んですけどね(笑)。でも、どこに住んでいようと「自分は自分」と思っているので、なんも気になりませ~ん(笑)。

投稿: 能天気のうさぎちゃん | 2018年1月18日 22:18

能天気のうさぎちゃん さん:

あれ、「きよほうへん」 の入力で変換されるままにろくすっぽ確認してなかったので、変な字になっちゃったかなと思ってアセりましたが、間違ってなかったですね。

「虚報」 しちゃったわけじゃなかったので、安心。

トランプ氏に 「フェイクニュース」 扱いされずに済みました (^o^)

投稿: tak | 2018年1月19日 00:56

当地でも、「東美濃ナンバーを導入しよう!」っつう運動が起こって参りました。(ご当地ナンバープレートの話です)

あーメンドクサ。
こんなことに税金と公的人員の公的時間が無駄遣いされているなんて…。

「東美濃」って全国的に、地理的云々どころか、言葉そのものをなんのことか理解できる人は少ないでしょう。
なんせ東美濃がある岐阜県は、「群馬の隣?(京都で聞いた話)」とか、「長野の上?(東京で聞いた話)」とか、「え?多治見市って愛知県だと思ってた!(名古屋市民談)」など、全国的な認知度に難のある自治体であります。(あくまで個人の経験であり、それぞれの感想には個人差があります。)


恐らくは、「あまり普及していないご当地ナンバー一覧」に掲載される対象となるんでしょうねぇ。

投稿: 乙痴庵 | 2018年1月20日 11:50

乙痴庵 さん:

関東でも 「袖ケ浦」 ナンバーというのが、「それ、一体どこよ?」 と思われてます。(私も 「千葉のどこか」 としか知りません。ごめんなさい ^^;)

投稿: tak | 2018年1月20日 23:32

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