「〇〇学院大学」という名前の大学は
今日は恒例の箱根駅伝をテレビで観戦した。何だかこれを見ないと年が明けた気がしないほどで、テレビのコンテンツとしては最強の部類になってしまったなあ。これで CM がなければ最高なんだが。
早稲田は東洋、青学に次ぐ 3位。最近はずっと「まあ、このくらいは走ってくれなきゃ困るよね」程度の、可もなく不可もなし的な順位に甘えていたから、上位 2チームからはかなり離されていたとはいえ、よく健闘したと言えるだろう。復路でも遅れずに頑張ってもらいたいところだ。
ところで今日の話題は箱根駅伝とは直接の関係がないが、大学の名前についてである。今年の駅伝には、「〇〇学院大学」という名称の大学が 3校出場していた。青山学院大学、中央学院大学、山梨学院大学である。
私は今日の今日まで、この「〇〇学院大学」という名前の大学は、キリスト教系、いわゆる「ミッション系大学」なのだとばかり思っていた。関東学院大学、明治学院大学、関西学院大学などが、一応名の知られたところで、東北では東北学院大学もミッション系である。
ところがよく調べてみると、すべてがミッション系とも言い切れないようだ。今回の出場校の中では、青学は紛れもなくミッション系だが、残りの 2校、中央学院大学と山梨学院大学は、キリスト教とは直接の関係がないみたいなのである。
中央学院大学というのは、私の居住する茨城県つくばの地からちょっと東京寄りの、千葉県我孫子市にある大学なのだが、Wikipedia によると 「仏教学者の高楠順次郎らが南岩倉具威男爵を初代校長に迎えて創立した日本橋簡易商業夜学校を起源とする大学」とある(参照) 。どちらかといえば、キリスト教よりは仏教に縁があるようだ。
残る山梨学院大学も、「1946年、古屋眞一により創立された山梨実践女子高等学院(後に山梨女子高等学院、山梨高等学院と改称)が前身」とあり(参照)、創立者に関してはインターネットで調べてもキリスト教との関わりがあったとは確認できないから、多分関係ないのだろう。
そういえば、栃木の作新学院というのもキリスト教とは関係なさそうだし、「『〇〇学院大学』という名前だったら、ミッション系」というのは、単に私の思い込みにすぎなかったようだ。そして、いわゆるミッション系の大学の学生がみんなキリスト教徒というわけでもなさそうである。
世の中、本当によくわからないことと知らないことばかりである。
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コメント
今年の箱根は、東京国際大学の30歳ルーキーが出場してるはずです。
確か往路を走るはずだったと思うのですが、ちょいと見忘れました…どうなったんだろう?
で、今は青山学院大学が普通にトップ走ってますね☆
やっぱり強いですわ!
投稿: Senna | 2018年1月 3日 12:18
Senna さん:
30歳のルーキー 渡辺和也選手は、第七区を走りましたね。
青学強すぎて、下位が軒並み繰り上げスタートを余儀なくされ、気の毒なほどでした。
早稲田は 3位。昨年も 3位だったんですね。まあ、ほっとしました。
投稿: tak | 2018年1月 3日 21:16
駅伝には「なんだかよくわからん連中がえんえん走ってるのを見て何が楽しいんだろう」的な印象しかないんですが、こうして見てる人もやっぱりいるんだなぁと。
人間誰しも「私にはこんなもの必要ない」→「だからこんなゴミをありがたがってるやつはどうかしてるのである」的な論法についつい傾きがちになりますが、気をつけないとなりませんね。
それはそれとして、近所に駅伝ルートがあって(箱根じゃありませんが)ただでさえ渋滞する冬に主要道路が封鎖されてしまうので大変迷惑しています。わざわざ公共の道路を徴発せず体育館の中を何百周か走る形式にしてくれればいいのにな、と思ったりして。撮影する側もカメラが定点で済むから楽でしょう。もっとも、走る方は地獄かもしれませんけど。
投稿: 柘榴 | 2018年1月 4日 06:57
柘榴 さん:
駅伝開催日は、周囲の皆様には迷惑をかけてしまうんでしょうね。恐れ入ります。ただ世の中には、こういうことでカタルシスを得たがる人がいるのですよね (^o^)
理想を言えば、街中じゃなくクロスカントリー・レースがいいのでしょうが、その辺りは、営業戦略、動員戦略が邪魔するのでしょうね。
投稿: tak | 2018年1月 4日 08:43
明けましておめでとうございます。
例年、2日は親戚の新年会があるため箱根駅伝は途中までしか観られないのですが、今年は年末に発熱し、引きこもりの正月となったため、両日とも(途中をサボりつつも)ゴールまでたっぷり観戦しました。
実況アナウンサーが喋る量を50分の1くらいにしてくれれば(なおかつもう少し喋りを鍛えてくれれば)、よい番組になると思うのですが。
あまりに騒々しいので、ときおり消音状態で観ております。そうすると、迫力と緊張感がかなり増します。
投稿: 山辺響 | 2018年1月 4日 18:42
山辺響 さん:
確かに、実況アナウンサーの日本語、「ん? こいつ何言ってんだ?」 みたいなのが何カ所かありましたね ^^;)
必死に煽ろうとして、かえってスベったというケースがほとんどでした。
投稿: tak | 2018年1月 4日 19:48