で、まあ、直接の問題はデザインした人の頭の中なんだろうが、二次的な問題は、やはり「うん、これでいいんじゃないの。春らしくて」なんて、軽い気持ちで OK を出しちゃった都議会の担当者にもある。担当以外の議員には「あちゃあ、やっちまった。これじゃいろいろ言われそうだな」と思う人もいるだろうが、大方はそんなことにも無頓着だったりするのかもしれない。
若い人たちはこれ、「何のおまじない?」と思うかも知れないが、1960年代のフォークソングに親しんでいた人なら、一発でわかる。Peter, Paul and Mary のヒット曲、"Gone the Rainbow"(邦題 「虹と共に消えた恋」)の有名なリフレインで、のっけから「シューシュー、シューラールー」というリフレインを聞くことができる。
ワールドにも定年ギリギリだろうが、当時のフォークソング・ファンだったスタッフがいるんだなあと、ちょっと懐かしいような気分になってしまった。自慢じゃないが、私は今でも PPM の曲なら 10曲以上は弾き語りできる。歌とギターは Peter Yarrow のパートだ。Paul Stookey と Mary Travers のパートを担当してくれる人が現れたら、一瞬にしてコピー・バンドができる。
久しぶりに妻と 2人で中華料理店で夕食を食べた際に、「杏仁豆腐の『杏仁』って何なんだろう?」と言うと、妻が「杏の種の中の芯みたいなものらしいわよ」と言う。本当かなあと、iPhone を取り出して Wikipedia に当たってみると、確かに「アンズの種子の中にある仁(さね)を取り出したもの」とある(参照)。妻は食べ物に関しては実に博学だ。
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